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セーラー服と学園祭 10
八雲さんと資料室に入ってから、どれぐらい経ったんだろう。
時間の感覚がわからないぐらいめちゃくちゃ。
えっちしてる時はいつも意地悪だけど、今日の八雲さんは今までの比じゃない。
乳首だけで2回もイかされたのは初めてだし、下も全然触ってくれないし、気持ちいいのに辛くてさっきから涙が止まらない。
身体は痙攣が止まらなくて、八雲さんに支えてもらってないと今にも崩れ落ちちゃいそう。
「ガクガクさせちゃって可愛い」
優しい声音で囁かれて、キスをしてくれる。
八雲さんのキスは、いつだって嬉しい。
本当にオレのことが好きで、求めてくれてるんだなって思う。
だから、どんなに力が抜けててもキスに応えたい。
「ん…ぁ…」
今までたくさんキスはしてるのに、全然慣れる気がしなくて。
八雲さんみたいに絡めたり吸ったりしたいのに、今日も口を開けでされるがまま。
巧みに動く舌に翻弄されてたら、八雲さんの手がスカートの中に入ってくるのがわかった。
あ…やっと、触ってもらえる…。
そう思ったら嬉しくて、喉が鳴った。
恥ずかしい気持ちもあったけど、それより早く触ってほしい。
するすると太ももを進んできた八雲さんの手は、下着の上からするりとソコを撫でられた。
「あ、」
やっと触ってくれた…。
待ち望んでた刺激に、切ない声が漏れた。
下着の中は体液がぐしょぐしょで、すごく気持ち悪い。
するりと撫でられただけで、また新しいのが溢れてくるような感覚がした。
「乳首だけでこんなに濡らしちゃった?」
くすりと笑われて、顔がぼっと熱くなる。
たしかに、乳首だけでこんなに濡らして…女の人より感じてるのかもしれない。
そんなことをぽやっと考えてたら、八雲さんの指が鈴口をぐりっと押してきて。
「んんっ~!」
ビクン、と今日一番大きく肩が揺れた。
オレ、鈴口弱いから刺激されるとだめ…!
ずっとお預けを食らってた場所の刺激だから、いつもより感度が違うような気がする。
すごい、1回ぐりってされただけなのにイっちゃいそうになる。
「南がすごく可愛いから、ここもいっぱい焦らしちゃいそう」
また八雲さんにいじめられるって思ったら、心は早く触ってほしいって思ってるのに、身体は喜んでる。
ちょっとだけ後ろがきゅってなって、バレないよに意識をお尻から逸らす。
指はぐりっ、ぐりっと等間隔で押されて。
「やんっ、だ…ひゃ…」
「このスカートの下がえろいことになってるって思うと…興奮する」
その八雲さんの湿っぽい声に、オレも興奮する。
もっとその声で名前を呼んでほしいし、意地悪なことも…少し言ってほしい。
興奮と刺激の余韻で震えてる瞼にキスが落とされて、下着が少し下された。
ぷるんと下着から現れたソレは、てかてかに濡れて光って、自分で見てもかなりえろい。
八雲さんの熱い視線が注がれてると思うと、恥ずかしいのに興奮して腰が揺れそう。
舌なめずりをした八雲さんを見て、オレはまた喉が鳴った。
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