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それでもずっと 5
人気が比較的少なそうな、小さなパーキングエリアを選んで駐車場に車を停めた。
シートベルトを外して車を降りると、南は動けないのか半泣きになりながら見つめられる。
膝は固く閉じ、服の裾を引っ張って勃ち上がったものを隠していた。
「歩けないです……ごめんなさい……」
南のソコは俺が丁寧に開発したから、すぐ勃ち上がるようになった。もともとの素質もあったと思うけど。
俺もこんな可愛い南を見ておいて、何も反応しない訳がない。
そこで、映画館のときみたいにトイレで抜こうと思ったんだけど、南は涙を浮かべながら首を横に振る。
「そうだな……」
車は建物から遠いところに停めたから、幸いすぐ近くに他の車はない。
これなら、わざわざトイレまで行かなくても大丈夫そうだ。
車の反対側に回り込んで助手席のドアを開け、次に南の座ってる助手席のドアを開けた。
不思議そうな顔をしている南のシートベルトを外し、背中と膝の裏に手を回して横抱きに持ち上げる。
「えっ!?」
そのまま後部座席に南を寝かせ、ドアを閉めて俺もこんな乗り込んだ。
「あの、あの、まさか……」
「車は近くにないし、ウィンドウフィルム貼ってあるし、見られることはないよ」
「で、でも……」
「じゃあ、トイレまで我慢できる?」
ぐっと言葉を喉に詰まらせて、力なく首を横に振る。
執拗に愛撫したから、もうきっとぴくぴくと震えて、下着も今すぐに脱ぎたいはずだ。
ちょっと意地悪しすぎたかもしれない。
手早く南のズボンと下着を脱がせると、すでに濡れててらてらしているモノがぷるんと現れた。
「あは……すっご」
「あんまり見ないでください……」
南は脚をクロスさせて、俺の視界から遮ろうと隠す。
もちろんそんなものはまったく意味がなくて、脚と脚の間から余裕で見える。
でも手を使って隠さなかったあたり、俺にクリティカルで入った。
手じゃなくて脚を使うことも覚えたのかと、日々えろく育つ南が可愛いし、どこまでえろくなってしまうんだろうって逆に怖くなる。
「南って俺を煽る天才だよね」
「そんなつもりじゃ……」
首をふるっと横に振って否定する南。
恥ずかしそうに手で口元を隠して、真っ赤な顔が本当にそそられる。
「ほら南、その脚と手をどかしてくれないとキスできないけど」
「うー」と可愛く唸りながら、そろそろと脚と手をどかしてくれた。
真っ赤な顔でまさにリンゴで、頬もちょっと膨らませてるからそのままかぶりつきたくなる。
「可愛すぎ」
「ん……」
ゆっくり覆いかぶさるように近づいて、キス。
きゅっと結んでた唇は、ぺろっと舐めてやれば簡単に緩んで。
南のほうからもちろっと舌を出してくれたから、ご要望通りに絡めてあげる。
「…っふ…ぁ……」
まだまだ拙いけど、少しずつ俺のキスに順応して染まっていってるのが実感できて、胸の奥がきゅっとなるぐらい嬉しい。
あと、気がついてないんだろうけど、キスで感じて腰を押し付けるような動きも最近は増えた。
当たるたびに鼻から甘い吐息が漏れ出て、全身の血液が沸騰しそうなぐらい燃える。
もっとキスを堪能したいけど、早く車を走らせて目的の場所へ行きたい。
カーセックスはまた今度ゆっくり楽しめばいい。
「車は汚せないからゴム付けるど、いい?」
「うん……」
ぽやっとした表情の時にたまに出るため口が可愛い。
普段は敬語だから、こういうふとした時に言われると、どこがとはいわないけどぎゅんっとなる。
俺はあらかじめ用意しておいたコンドームを2つ取り出して、南と俺の両方に手早く付ける。
「夜たくさん可愛がるから、今はこれで許して」
「八雲さんがしてくれることは、全部嬉しい」
南のふにゃりと笑った顔に、俺の心臓がぶち抜かれた。
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