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夏祭りに影とりんご飴 12

「やだ、ぁ…見ちゃ…だめ…っん」 南は潮吹きのことを放尿してしまったと思ってるらしく、泣きながらしきりに見ないでと懇願してくる。 勘違いして恥ずかしがってる南が可愛くて、もっといじめたくなってくる心をなけなしの理性で抑え込んだ。 「潮吹きだよ、南」 「あっ…ん…うそ…」 「できるの女だけだと思ってた?かわい」 信じられないと首をふるふるさせる南を、ぎゅっと抱き締める。 これだけ南のえろい姿を見てたら、それはもちろん俺自身も反応するはずがなくて。 さっきから早くナカに入りたいとでもいうように、主張が激しくなってきてる。 南もそんな俺の熱を感じたのか、いろんな体液でぐしょぐしょになってる内股を擦り合わせる。 「すっごいえろい…」 その今にも押し倒したくなるような反応を見せる南の耳元で囁けば、それすらも快感になるようで甘い吐息を漏らす。 今すぐ慣らしてナカにはいりたいけど、まずは南の話を聞かなきゃいけない。 「南、話して?」 安心させるように優しく包み込み、頭と背中をゆっくり擦る。 南は何回か言い淀んで、なかなか話し出せずにいた。 俺に言えないぐらいのことをされたんだろう。 すぐに助けてやれなかった自分と、南に手を出したヤツに対して怒りが込み上げてくる。 俺は南を擦りながら、話してくれるまで何もしゃべらないでただひたすら待った。 「八雲さん……」 しばらく待てば、話す決意が固まったのか震える声で名前を呼ばれる。 「うん」 南を怖がらせないように、柔らかい表情と声を保って返事をした。 「あの、オレのこと…嫌いに…なるかも…」 「ならないよ、絶対に」 「で、も…」 「南は俺の愛がまだ足りないんだ?」 「ちがっ、」 「わがまま南」 反論する口をまたキスで塞いで。 今度はさっきと違って、南をゆっくりと味わうようなキス。 やわらかく吸って、撫でるように舐めて、優しく舌を絡める。 「ふぅ…すき…すき、ぃ…」 「ん…好きだよ、俺も。愛してる」 最後に下唇を舐めとって南から離れる。 南は俺にしがみついて、顔を隠しながらぽつりぽつりと話始めた。

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