暖め方 「八雲さん見て！明日雪降るって！」 「え、まじ？」 「都心でも積もるみたいですよ」 「うわぁ…自主休講したい」 「雪だるま作りましょう！」 「そうだな…夜、南があっためてくれるなら」 「布団全部出しますね！オレ史上最大の雪だるま作らなきゃ」 「（絶対意味伝わってないなこれ）」 - - - - - - - - - - - - - だって好きなんだもん 『午前から降り始めたから午後の授業まるまるなくなりました』 『俺も。南まだ学校？』 『柳たちとちょっと遊んでます』 『よかった。迎えに行くからそのまま遊んでて』 『来てくれるんですか？』 『危ないし。作るんだろ？雪だるま。アパートの前じゃ邪魔になりそうだから赤銅さんとこで作ろう』 『好き！！』 「はいそこーニヤニヤしない！」 「うわっ！冷た！！」 「彼氏が来るまでこっち相手しろよな」 - - - - - - - - - - - - - 八雲化 「まったく…昴と八雲さんはおじいさんなんだから」 「楽しいのに…雪だるま作り」 「あーあー。あったかい部屋の中でくつろいじゃってさ」 「あ！ちょっと矢吹さん！その玉歪んでます！」 「南は雪だるまに対するこだわりが強い」 「当たり前じゃないですか」 「俺も部屋に戻りたくなってきた」 「逃がしませんからね」 「あの可愛い南が八雲さん化してきて矢吹さんは悲しい」 - - - - - - - - - - - - - 雪蔵（ゆきぞう） 「八雲さん、見てました？雪蔵うまく作れました」 「見てたよ。後で雪蔵にマフラーしてあげようか」 「！そうします！」 「楽しそうにしてる南可愛かったよ」 「今は雪蔵を可愛いって言ってくれる方が嬉しいです」 「可愛いに決まってるだろ？後で南と雪蔵が並んだ写真撮らせて」 「八雲さんも一緒がいいです…」 「じゃあ3人で撮ろうか」 「すいません、俺が南と一緒に作ったんですけど」 - - - - - - - - - - - - - 「うわ、南冷えすぎ。早くシャワー浴びてきな」 「オレ寒いの平気ですよ」 「俺が平気じゃないの。お願い、風邪ひかせたくないから」 「う…そんな顔しないでください。入ります、ちゃんとあったまってきます」 「あ〜俺もめっちゃ冷えた〜」 「矢吹」 「はい」 「お前は風邪ひかないよな？」 「はい？」 「バカは風邪ひかないよな？」 「八雲さん、それはさすがにヤバイ俺も一応人間…はい風邪ひきません！」 翌日ふつうに風邪ひいてめちゃめちゃ謝られた。 - - - - - - - - - - - - - 思いつくままツイートをしてたら書きたい欲抑えられなくなりました。 雪すごかったですね…私の会社は通常営業だったので泣きながら仕事してましたよ… 私の妄想にお付き合いいただいたフォロワー様、ありがとうございました！