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第10話
「ねぇねぇマリしたいよしたい!明日の温泉へ行く道中は俺が運転するからさぁ」
とサンが興奮気味に俺にお強請りする 上に乗ったサンがすでに固くなった下半身をすりすりこすり付けてくる もうなんなのこの子
前回の肩こり事件?の後反省してお仕事調整して時間作ったのに お前が温泉に行きたいって言ったからじゃないか!
「やだよ 跡付けられたら!温泉に入れないじゃないか!」
と言いながら 逃げを打つ俺のいう事なんか聞きゃしねぇし
「大丈夫見えるとこには跡は付けないよ」
と言いながら 寝巻きの着物の裾を広げて太ももの内側に舌を這わせる
ちゅっと音を立てて吸われると腰が波打った
確かにそんなとこ 風呂場でだって観られる事はないだろうけど俺は跡を付けられるのは嫌だった。だって……なにかの拍子に観られたら言い訳出来ない箇所じゃないか!!!
「ね~え~しようよ~~」
と駄々をこねながら俺の着物を脱がせようとするサンの手を払いのけたけど 腕を取られて頭の上で抑えつけられてキスされた。その間に帯を解かれて前を開かれると裸の胸を舐めまわされる
「ああもう!わかったよ!でも跡付けるなよ!!」
って言った瞬間にキラキラした瞳のサンに顔じゅうにキスされる
「あぁ かわいっ」
と思ってしまう自分のバカさかげんよ!!
もうそれはそれでいいや と開き直ってサンの首に腕を回す。うんコイツ本当に可愛いから仕方ないよね!!とか思って油断してたら首筋を思いっきり噛まれて悶絶する俺 痛いんだけどなにこれどんな焦らしプレイなんだよ畜生 もうどうにでもしてとか思ってたら胸の先端を舐められて声がでる。それを2・3回繰り返して今度は反対側を舐められると同時に尻を撫でられる
「舐めて」
と俺の口の中に指を突っ込むサンが男前でクラクラした
「ん」
と夢中で舐める俺の下半身を撫でて立たせると今度は俺の息子を握ってこすり上げる。その間にも乳首を舌で転がすのは止めないから俺も声が出る
「か~わい マリ 大好き!」
と言って自分の下着を脱いで俺の上にのしかかって来たサンにキスをされたけどもうそれどころじゃなかった。
俺の舐めた唾液で濡れるサンの指がぬちゃと自分の中に入ってきて 俺のいいところを確実に突いてくる
「ん んんっ」
と喘いでる間に指は増やされてバラバラに動かされたり掻き回されたりしててもう頭がおかしくなりそうだった。
「あぁ……んん もっと……」
とかなんか言ってるし ああもう俺のバカ!!とか思ってたら不意に指が引き抜かれた。はぁはぁと息を整えてる俺の後ろに何か熱い物があてがわれる
「ねぇ早く……」
もう待ちきれなくて先を促すけどなかなか入ってこないから焦れったい うんゴム付けてるのはわかってるけどさその時間がまどこっこしい、その後一気に奥まで押し込まれて目の前に星が飛んだ
「はぁ!!くっ」
「力抜いて動けないよ マリ」
思わず脚をサンの腰に巻きつけてしまった俺をなだめるようにサンが軽く頬を叩く
「知ってる?これって 大好きホールドっていうんだって」
と笑いながら激しく動くから俺はもうサンのなすがままだった。
しかし 本当にろくでもない知識だけがどんどん増やしてくるよな うちのダーリンは
「あっあ!だめぇ!」
もう喘ぐ事しかできなくなった俺を満足そうに見つめると
「もっと奥にいくよ」
と言って腰を持ち上げる。そこからは俺が意識を飛ばすまでずっと犯されていて(まぁ俺が望んだことだからいいんだけどさ)
サンは超ご機嫌だったけど 車の後部座席でシーツに包まり横になる俺は
「露天風呂入れない… せっかくの温泉なのにサンのバカバカバカ」
と涙にくれたのだった (いやまぁ 許しちゃった自分もおバカさんなんだけどね)
温泉旅行1日目に続く!
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