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第83話 4日目 お風呂ちゃぷちゃぷplay R18

 その日の仕事終わり、由羽はスーパーで苺と練乳、ホイップリームを購入して希逢の家へ向かった。昼休みにとある考えが浮かんだのでさっそく材料を集めてきた。はたして希逢がどんな反応をするのかは未知数だが、由羽は今日こそは自分が希逢をめろめろにさせたいと思っていた。この3日間、全て希逢のペースで行為に及んでいる。年上の男としてそれは見過ごせるものではない。 「今日こそは大人のplayをしてやるんだからっ」  由羽はそう呟くとインターホンを鳴らした。 「おかえり」  両手を広げてお迎えしてくれる希逢にぽてっと頭を寄せる。玄関のドアを閉めてからわしゃわしゃと軽く髪の毛をかきまわされた。 「遅かったけどなんかあった?」  由羽はスーパーに寄り道していたことがバレないようにしらを切る。 「締め作業に手間取っちゃって」 「ふうん。ま、いいや。今日は俺、夜ご飯作ったから一緒に食お?」  こてっと首を傾げる希逢に胸を撃ち抜かれた由羽だが、今日は自分のペースで希逢を誘いたくて撫で回したい手をなんとか抑える。 「わ。このジェノベーゼとってもおいしい」 「だろ? 俺の自信作」  夕食は希逢の手料理のジェノベーゼパスタと野菜がごろごろ入った栄養たっぷりのポトフ、ポテトサラダだった。希逢の料理の腕前は確かなものでお店に出しても人気が出そうな料理ばかりだ。 (顔も良くて身体も綺麗で料理も得意ってそんなのパーフェクトヒューマンじゃん……いいなあ)  食事を終えて希逢と一緒にお風呂に浸かる。浴槽にぎゅうぎゅう詰めで後ろから抱かれている。この時間が由羽は世界一大好きだ。 「なあに? 由羽しゃんご機嫌」  由羽の顎下をすりすりと撫でてくる希逢に甘んじて目を閉じる。喉の奥がごろごろと鳴ってしまいそうだ。 (このままじゃ俺ねこになる……)  目を閉じて寛いでいると、くにくにと湯船の中で希逢が胸の突起をつまんでくる。それに身を捩らせながら返事を返す。 「やっ……くすぐったいてば」 「ほーくすぐったいだけですかー?」  後ろから意地悪な声で囁かれお腹の辺りを円を描くように撫でられる。触れそうで触れないギリギリのところを焦らされて由羽のものは上を向いていた。そのときぎゅ、と後ろから希逢に更に密着される。ごり、と何かが由羽の背中にあたる。 「由羽が勃ってるから俺も勃ってきた」 「……っなにそれリンクしてるの?」  互いが反応しあっていることにぷぷっと笑いが込み上げてくる。 「性欲はリンクしてるんじゃね?」 「え?」 「だってこの3日間、由羽も思ったよりノリノリみたいだし」  目の前から細くて筋肉質な白い腕が探るような手つきで由羽の足の間に触れる。由羽のびくっとした振動でちゃぷ、と湯船が跳ねる。 「どこ、触って……っあ」 「俺の大好きなとこ」  希逢の中指と人差し指が由羽の後孔の入口をほぐす。何度かくるくると入口を撫でるとずぷ、と胎内へ指が侵入してくる。 「あっ……ん……やば、お湯入ってきちゃ……」 「大丈夫。ほらこっちに集中して」 「はぁ……んん」  希逢の右手はおしりへ導かれ、左手は由羽の口の中を無遠慮に出ては入ってと乱れる。溢れる唾液が止まらずに顎を伝い湯船へぽたぽたと落ちていく。 「Look(上向け)」 「っ」  希逢のCommandに従い由羽は顔を上げて希逢の胸に頭をのせる。はしたなく開いた口元とツンと勃っている胸の突起を見て希逢は静かに唾を飲み込む。 「えろい顔丸見え」 「……んん」  ちゅ、と軽く吸い付いてきた希逢の唇。だんだんと深く舌を入れられる。上唇をはむはむと噛むようにして食み、好き勝手にキスされる。口内で縦横無尽に暴れる舌に翻弄されながらも由羽はぎゅっと希逢の腕に抱きつく。快楽の激流に押し流されてしまいそうで希逢の逞しい腕を離すまいとくっつく。

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