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51 無理やり※(少し胸糞かも…)

「やだ」と言いながら抵抗したけれど、あっという間にシャツを開かれて、僕の薄い上半身が露わになる。 八王子くんはそれをじっと見下ろした後、僕の首や鎖骨あたりを吸いながら、乳首を摘んだり擦ったりしてきた。 「なっ!?だめ!学校なのに!!」 いつもより強めに抵抗してるけれど、力じゃ敵わない。 でも、誰かが廊下を通って、ここの扉を開けでもしたら、僕は死ぬ…、社会的に。 それは八王子くんも同じはず… 「やだぁ…! こういうこと、もう八王子くんとしたくない!」 半分嘘で半分は本当だった。 が、それは彼の逆鱗に触れたようで…. 「は?」 と、彼が顔を上げた。 めっちゃ怒ってる!! でも、今正しいことを言ってるのは絶対に僕の方。 「もう、セッ…、エッ、えっちなことはしない」 「…」 「だから、これももう」 何も言わなくなった彼に対して、「やめてくれ」と言って、彼を僕の上から退かそうと押した。 彼は素直に机から降りたので、僕はホッとして一緒に机から降りた‥、瞬間に腕を掴まれてうつ伏せで机に押し付けられる。 足は地面について、上半身だけ机に乗せた状態… 机が冷たい!とか思う余裕もないくらい、凄い勢いだったので、少し肋骨が痛い。 「え!?な、なに!?」 僕が体を起こそうとしても、手で机に押し付けられていて動けない。 僕の体は片手で押し付けられているみたいで、もう一本の手が僕のベルトを外そうとしている。 まさか…、挿入までするつもりなの!? 僕が驚いてさらに抵抗するも、スラックスとパンツが足首まで落とされた。 そして、慣らしもせず、彼がメリメリと皮膚を引き裂くように入り込んできた。 「い"っ!?痛い!! 八王子くっ…、裂けちゃう!!」 あまりの痛みにそう叫んだけれど、八王子くんが止まるわけもなく、体を揺すられる。 普段は僕が入念に解しているし、当たり前に潤滑油を使っていたのに、 それが今日はないからありえないくらい苦しい。 何度目かの抽出で、僕は痛みのあまり胃液を吐いてしまった。 昼食を食べていなかったので、文字通り胃液のみ… 「げほっ」 と咽せる僕に、一瞬彼は動きを止めたけれど、また再開して僕は絶望する。 やっぱり、僕は八王子くんにとって都合よく乱暴に使える性処理の相手なんだ… 僕は諦めて目を閉じてされるがままにした。 相変わらず、穴と内臓はひきつれるように痛むし、口内は胃酸で不快だった。 数分して、彼が僕の首を触った。 「男同士の漫画に、番って設定があってさ、 ここを噛むと山路は俺としかセックスできなくなるんだって」 「…?」 朦朧とする意識の中、八王子くんの言葉がよく分からず首を傾げる。 そんなところ噛まなくたって、僕は八王子くんとしか、しないのに。 しかも、その設定だと縛られるのは僕だけで、八王子くんはなんのペナルティもなくないか? 「…、馬鹿らしい」 八王子くんはそう言い捨てた後、とんでもない力で僕のうなじを噛んだ。 「いっっー!!?」 僕は痛すぎて声にならない声をあげる。 もう出ないと思った涙が出る。 どうしてこんな仕打ちをされなきゃいけないんだろう… 僕なんかが王子に近づいたからバチが当たったのかな。 「悪い。血が出た」 そう言って彼が僕のうなじを離し、中からも出て行った。 ご丁寧に中に出してくれたようで、精液が僕の中から出る感触がした。 あんな本気で人の首を噛んで射精するなんて…、八王子くんはとんだ性癖なのかもしれない。

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