56 / 158
18.Night~捕らえられて
足首にあった手が突然オレの腰を掴むと思いきり開脚された。
端っこに追いやられたジャンビーアのことしか頭になかったオレは、思いもよらない体勢を取らされたことで、体が硬直した。
「孔を広げろ」
頭領の声が、真っ白になりつつあるオレの頭に響く。
そうしたら……。
太くて冷たい何か。
それが後孔に入ってきたんだ。
「……っつ!!」
「もっと腰を上げさせろ」
「っあ、いやっ、やめろっはなせっ!!」
頭の指示どおりに動くその手によって、オレの腰が持ち上げられる。
後孔にあてがわれた硬い何かから、液体が空気音を立てて体内へと入っていく……。
「んっ、ぅああっ!!」
(まさか、さっきの小瓶!)
そう思った時、オレの頭は真っ白になる。
ただでさえ乳首に打たれたのに、後孔にも媚薬を入れられたら、オレはどうなってしまうんだろう。
「下のお口は、なかなかいい飲みっぷりじゃねぇか、なぁ~?」
「な、にを……」
下卑た笑い声と、液体がコプコプという音が真っ白になっている頭に響く……。
ともだちにシェアしよう!