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 「あはっ、すごい良い写真ですよw見ますか?」  見せつけるようにスマホの画面をこちらに突きつけてくる。こんな姿の自分を見たくなくて思わずスマホから視線を逸らしてしまった。  「あれ、見たくありませんか?せっかくいい写真なのにもったいない。この表情最高ですよwほら自分で確認してくださいよ」  目の前にスマホを差し出され嫌でも写真が目に入ってしまった。写っている自分を見て愕然とする。  「本当いい顔してますよね。こんなとろけた顔しちゃって、実はちんぽしゃぶりたかったんですかw。この写真だけみたら無理やり咥えさせられてるなんて思う人いないですよー」    ち、違う、違う、自分の意思じゃない!やらされているだけなのに、男のちんこを咥えるなんて嫌でたまらないと思っているのに、、  どうして僕は嬉しそうな顔してるんだ・・・。  「まあ自分で自分の性癖に気付かないことなんてよくありますからね。気付けて良かったじゃないですかw。無理やりやられるのが好きなら今後お互いに楽しめそうで嬉しいなーw」  「んっっ!んぅっ!」  思わず否定しようとちんぽをしゃぶったままの口からうめき声が漏れ出る。  「なんですか?違うって言おうとしてます?まあこっちからしたらなんだって良いんで関係無いんですけどね。もう佐田さんは使われるだけの奴隷くんですし♡」  僕は、違う、この状況を楽しんでなんか無い。大丈夫だ、嫌だと思っている、大丈夫、、  「そんなことよりもっとしっかりしゃぶって下さいよ。さっきから咥えてるだけで全然気持ちよくないんですけど。さっきみたいに突っ込まれたくなければもっと真面目にやってください」  「ん、は、ふぁい」  さっきのみたいに喉奥まで入れられるのは嫌だ、、! とにかく今は楠木くんをなんとかして満足させなければ、、。  彼のものは僕のより大きく、完全に根本まで咥えるのはは無理だができる限り奥まで咥え吸い上げる。  じゅっぷ じゅぷり じゅっぷっ  オフィスには自分達以外もちろんいない。静寂の空間に自分の口から出ているとは思えない卑猥な音が響く。  「んっ、、気持ちよくなってきましたよ。あーいい♡もっと吸い付いて、、もっと舌動かして、裏筋にも舌這わせるように♡そう、そのまま続けて♡」  じゅるっじゅっぷじゅぷじゅっぷ  もっと深く、もっと吸い付いて、、裏筋を舌で這わせるように、、考えるな言われたことをやるだけだ、満足させればそれで終わる、、  顎と口周りの筋肉が疲れてきた、目にも涙が滲む。  「そういいですよ気持ちいい♡あーめっちゃ興奮するっ♡もっと激しくしゃぶって♡僕のちんぽイかせて♡」  早く終われ、早く射精してくれ、、イッてくれ、早くイけ、イけっ。  「そろそろイきそうです、このまま口に出しますねっ。最後までしっかりしゃぶって♡あぁイきそうイきそう♡あっ♡イクイクっ♡イくっ」    口内に勢い良く射精され、吐き出しそうになるのを必死に堪える。  「まだ離さないで、最後までしっかり吸い付いてっ、全部吸い出して、そうっ、そうそう、あぁ最っ高♡」  びゅるっ びゅくっびゅくっ   口の中でちんこが脈打っているのがわかる。どくどくと発射された精液を受け止めきれず、口の端から垂れてしまった。  鼻から抜ける独特の匂いと、出されたばかりの精液の熱さがこれは現実の出来事なのだと実感してしまう。自分のしている事に一気に嫌悪感を感じ、我慢できず口に含んでいた精液を吐き出してしまった。  「ぐうぇっ、、かはっ、はっ、はっ」  口から床にこぼれる精液を放心状態でぼんやり眺める。こんな量を口に射精していたのか、、僕の射精量の倍くらいあるんじゃないのか、、  「あーこぼしちゃいましたか。ま、初めてのフェラなんで良いでしょう。次からはちゃんと全部飲めるように慣れてくださいねw」  「あ、うぅ、うぇっっ」  「大丈夫ですか?そんなんじゃ先が思いやられますね。僕1日に一回程度じゃ満足しませんよ?」  こ、これを僕は毎日やるのか?それも今一回じゃないっていったか?  「まだまだ言っておきたいことはありますけど、取り敢えずほら」  そう言うとちんこをまた僕に向けた。今射精したはずだがまだ固く勃起しており、精液と僕の唾液で光沢があり先程よりさらに生々しい。     「な、なんだ・・・?」  「何って、きれいにしてくださいよ。奥さんにお掃除フェラとかしてもらった事無いんですか?」  「なっ、そこまで僕にやらせるつもりなのか?!」  「僕が射精した後は口できれいにしてください。今後もやってもらいますから覚えてくださいね。っていうかそんな態度で良いんでしたっけ?さっき言ってたこともう忘れたんですか?」  「くっ、、わかり、ました。口できれいにさせて頂き、ます、、」  「はい、よろしく♡」  「んぐっ、、」  嫌々ながらもう一度彼のものを咥える。  床に溢れた精子もそのままで、独特の匂いがそこまで広くないオフィス全体に広がっていくのを感じる。  「もっと舌使って根本も舐めてください、、もっと丁寧に、、。これから僕といるときはこのちんぽを気持ちよくする事だけ考えて下さいね」    「は、はい、、」  「本当はもっときれいに舐めてもらいたい所なんですが、とりあえず今はこんくらいで良いですよ。後の予定もありますし。そしたら早く床のも片付けてください」  「わ、分かりました」  現実を理解出来ているのかも自分で分からない。半ば放心状態で溢れた精液を片付け始める。楠木くんはまだ楽しそうな表情のままこちらを見ている。  とりあえず今は早く帰りたい、、いつも帰る時間よりもだいぶ遅い。今日妻はパートの遅番だったのが幸いだった、、。今帰って妻がいたら動揺せずにいられる自信がない。  息子の海斗はもう帰っているだろう。海斗の顔を見れば無理にでも父親としての自分を取り戻せるはずだ、、  家にいる間だけでも今日のことは忘れよう、、  「片付け終わりましたね。じゃ、あとは佐田さんの家でメインを楽しませてもらいましょうかw」  「は?!いやっちょっと待って、いや待ってください!家には息子がいるんです!家に入れるわけにはっ」  「海斗くんですよね?もう小学3年生になるんでしたっけ。いやーめっちゃ楽しみだなーw」  「え、、は?」  楽しみ?何を言ってんだ?なんで海斗の事知ってるんだ?こいつに話したことなんて無いはずなのに?どういう事なんだ?  「いやー実は最初から一番の目的は海斗くんだったんですよw僕守備範囲広いんですよねw一回小さい子で楽しんでみたかったんだよなーw」  「お前っ、、それで僕が良いと言うと思ってるのか?!そんなただの犯罪いくらなんでもやらせるわけないだろ!」    「まー本当に海斗くんのことを襲わせてくださいっていうわけじゃないですよ。流石に佐田さんでも認めないと思ってますw」  「?じゃ、じゃなんだって言うんだ?」  本当にこいつは何をしようとしてるんだ?  おもむろに鞄の中に手を入れると何かの小瓶を取り出しこちらに向かって振って見せた。  「これは睡眠薬です。これを佐田さんが海斗くんに飲ませてください」  「睡眠って、やっぱり襲うつもりじゃないか!眠らせて子供を襲うって、犯罪に犯罪を重ねて、、警察にっ」  「・・・佐田さんよーく考えて見て下さいよ」  「考える?何が考えろだ!お前の言いなりになってちんこをしゃぶったのは、か、家族にのためだ!僕さえ我慢していれば海斗が犯罪者の息子と言われなくて済むかもと思ったからだ!それなのに家族に手を出すならっ、、」  「だーかーら、ちゃんと考えて下さいよ。眠ってる間にちょっと悪戯するだけですよwな~んにも海斗くんには影響無いです。眠っている間に全部終わるんですから。  何か取引に支障ありますか?佐田さんは今まで通り家族といられるんですよ?皆んなに犯罪者だとバレることもないです。どっちが正しい選択でしょうね?」  「・・・い、いや、でも、、」    どっ、どうすれば良いんだ・・・?確かにいわれた通りにしていれば妻にも息子にも知られず今まで通り家族でいられるの、か?  いやでもそのために海斗を差し出すわけには、、でも拒否すれば僕は犯罪者として全てを失う、、従うしか無いのか・・・?いやでも海斗に薬を飲ませるのですらもうそれも犯罪だ、、でも海斗は最後まで何も知らなくて済む、、でも、、いや、、  「いつまで考えてるんですか?早く決めてくださいよ」  頭が回らない、、この選択は間違っているのだろうか?いや、どちらの選択肢も本来間違っている。真面目に生きていればこんな選択肢を選ぶ機会すらなかったはずだ、、どこから僕は選択を間違えたのだろう?  「ほら、どうするんですか?犯罪者になりますか?それとも僕の奴隷として従いますか?」  心臓の動悸が痛いほど激しくなっているのを感じる。  「く、楠木様に、全て従います」  言葉と同時に頭を下げる。眼の前の彼にでは無く、自分に対して、何より家族に対して申し訳ない気持ちで思わず体が動いてしまった。  僕の気持ちなど知る由もないであろう彼は僕の言葉を聞いて満足そうに笑って言った。  「よく出来ましたw正しい選択ですよ♡僕の奴隷くん♡」

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