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第127話
硬く雄々しく形を変えた陽斗の雄。こんなに大きかったっけ?戸惑う僕に、
「湊のせいだよ、こうなったの。だから、責任はちゃんと取ってもらわないとね」
悪戯っぽくにやりと笑う陽斗。ものすごく嫌な予感がする。反射的に腰を後ろに引こうとしたけど、
「俺から逃げられると思った?」
熱い切っ先をヌルヌルする窄まりに押しあてると、そのままぐっと一気に貫かれて、ひゅと息が詰まる。自重で体が落ちるまま、陽斗の雄をずぼずぼとのみ飲んでいく。
「陽斗っの、おっきい、ひっ、あっ、あああ……」
新と同じように下からゆっくりと突き上げられて嗚咽交じりの艷声が止まらない。
「湊、可愛い。キスしたいな」
新にキスをねだられ。陽斗の首にしがみつきながら新と何度かキスを交わすと、
「新ばっかズルい」
不貞腐れて。焼きもちを妬いた陽斗。
深々と埋め込まれた雄で肉襞をかき混ぜるようにしてナカをほじくられ、そのたびに、繋がった部分からは恥ずかしいくらいヌチュヌチュと淫らな濡れた音が響く。
「あ、ああっ……」
下から激しく突き上げられ、揺さぶられると快楽にまみれた声が押さえられなくなる。
新の手が蜜でベタベタに濡れた僕の性器を握ると上下に擦り出した。
「ああっ、ダメッ」
頭が一瞬真っ白になり、新の指の間からは白濁がぽたぽたと零れる。
「イッたみたいだね。新より気持ち良かった?」
「陽斗、湊をあんまりいじめるな」
「ごめん、可愛くて、つい」
含み笑い交じりの声が響く。
「俺もそろそろ限界かも。俺も中に出したい。いい?」
頷くと埋められた雄が一層大きさを増す。
(エッ、嘘。まだ大きくなるの?)
きつく抱き締められ、繰り返し穿たれ、揺さぶられ、陽斗の動きが激しさを増す。
ほどなく、僕の体の奥で陽斗の熱が弾けるのを感じた。
二人に抱き締められたままぐったりとして体を預けると、まだ荒い息の中、二人が唇を重ねてくる。
「愛してる、湊」
「ずっと一緒にいような」
紡がれる優しい愛の言葉。
僕はこれ以上ないほどの幸せの中でその声を聞きながらゆっくりと意識を手放した。
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