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慣れるため 3 *
R18ですm(__)m
苦手な方はブラウザバックでお願いします
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「はぁんっ………ああっ…!!もっ………とけちゃ……んっ!」
執務机に寝かされたまま、ノエルは喘がされていた。
ランドルフは、じゅっと音を立てながら、下着から取り出したノエルの花茎を口に含み、尖端を舌でなぞりながら、舐め回す。
魔力の交換も同時に行うため、直接的な刺激と魔力が一体となって、大きな快感の渦がノエルの身体中を這い回る。
ランドルフはノエルの性器をとろとろと舐め溶かすように、舌を動かし口で愛撫しながら、両手で、胸の飾りを指で弾いたり、摘んだりしている。
初めて口淫をされ、理性がグズグズに解けてしまっているノエルに、ランドルフは優しく声をかける。
「ノエル、魔力を流すのを止めないで…」
「もっ……そこでっ……話さないっ…でっ……ちゃう!」
ランドルフの舌が、ノエルを高みに追い立てるように、性器の付け根からくぼみへと、ぬるっと上下に行き来する。
「あっ……んっ…それ……ダメ……あぁっ―――」
ランドルフが、ノエルの性器の尖端をじゅっと吸い上げると同時に、ノエルは達してしまった。
ランドルフは、ノエルの白蜜を口で全て受け止めると、ごくりと音を立ててそれを飲んだ。
「……なんだ……すごく、甘い…?」
男の精液など、美味しくもないはずなのに、ノエルの蜜は、ランドルフの身体に甘く痺れるような快感をもたらした。身体に流れる魔力が、どんどん漲ってくるのを感じる。
「…っ!どうしてそんなの飲んで…」
生理的な涙で、ヘーゼルナッツの瞳を潤ませながら、ノエルは信じられないとランドルフの所業を咎めるように訴えた。頬は桃色で、まだ息も荒い。
「はぁ…可愛い…」
そんな扇情的なノエルの様子をみて、ランドルフは、愛しさが抑えられないといった様子で、ノエルの顔にちゅっちゅっと何度もキスを落とす。
慣れたいとノエルは言っていたが、慣れなくてもいい、このまま自分の腕の中に囲って、誰の目にも触れさせたくない…ランドルフはそんな想いに駆られる。
自分だけが独占できないとわかっていても、そんなことを考えてしまうほどに、特別な何かをノエルに感じていた。
「…俺たちはやはり、魔力の相性が良いらしい。どうだ?身体から何か感じないか?」
ノエルは自分の身体から魔力がまるで泉のように湧き上がってくるのを感じた。こんなに魔力が溢れ出るのを感じたのは初めてだった。
「『魔力の交換』は僕自身の魔力にも影響を与えるんですね…こんな、留めておけないくらい魔力を感じるのは初めてです」
ランドルフのエメラルド色の瞳が、ふわっと優しく細められる。ノエルはその瞬間、胸のあたりで魔力とは違う、じんわりと温かいものも感じた。前にどこかで感じたことのある感覚だ。
「このまま永遠と可愛がってやりたいが…もう時間かな」
ノエルは、ランドルフの言葉にはっと気がつく。
「僕っ…行かなきゃ…」
ノエルは、慌てて執務机の上から降りようとしたが、ランドルフの両手で抱えあげられ、そのままぎゅっと抱きしめられた。
「…もう手放せないな…」
「えっ…?」
ランドルフの小さな呟きを聞き取れす、ノエルが聞き返す。それと同時にランドルフはノエルを抱きしめながら、魔術を使い、ノエルの身体と衣装を瞬時にキレイに整える。
「これで元通りだ。出し物楽しみにしてるよ」
ランドルフはそう言ってノエルから身体を離し、クセのある榛色の髪の毛を優しく撫でた。
ノエルは、その瞬間、トンっと小さく心臓が跳ねるのを感じた。反射的に胸元のシャツをきゅっと握りしめる。
「…ありがとうございます。頑張ります」
なんだか落ち着かない気持ちになりながら、ノエルはランドルフの執務室を後にした。
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