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「……どうする?」
アンディはロイドの方を向いて問いかけてきた。ロイドの答えは、もう決まっている。
「行きましょう! 僕、皆さんのお役に立ちたいです!」
「分かった。だが、どこへ行くか決めないとな」
「うーん……そうですね……。街の方に行きたいです。本屋さんってありますよね? 僕行ってみたいです」
「街か。俺も行きたいところがあるからそうしよう」
「はい、よろしくお願いします!」
出かけるための準備をするために、二人はそれぞれ一旦部屋に戻っていった。
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