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「ロイド……挿れるぞ……」
「いれ……はぁっ!」
アンディの先端が解した孔に触れてきた。溶けてしまいそうなほどの熱は指よりも大きく、ロイドの中を押し拡げていく。
「ああぁ……アンディさん、アンディ、さん……」
ロイドは何度もアンディの名前を口にした。その度に、アンディはどんどん奥へと入っていく。時折聞こえるアンディの苦しそうな声が、やけに響いてくる。
「……ぜんぶ、入った……ロイド……」
「もっと……もっと、欲しいです……」
「ああ、もちろんだ」
アンディはゆっくりと腰を動かして引いていってしまった。そしてすぐに奥まで押し込んだ。
「やっ、あっ!」
何度も何度も繰り返していくうちに、アンディの動きは激しさを増していく。壊れてしまいそうな感覚がロイドを包み込んでいるにもかかわらず、ロイドは嬉しくてしょうがなかった。
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