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15.※

圧倒的にネコであるミコは、ホウキに付いているディルドや今のようにタチ側の人に魔力供給をしてもらう際に、挿れやすいよう専用のズボンを着用するよう義務づけられている。 そのズボンに付いている全てのスナップが外された時、尻部分が丸見えとなった。 まだ人に見られるのが恥ずかしいと思えるその萎みに無遠慮に指を挿れる。 「あ⋯⋯っ、あ、は⋯⋯ぁ、うっん⋯⋯は、はぁ⋯あっ」 何度もフリグスのを許したそこは、少し挿れても指もあっさりと受け入れてしまうぐらいに充分に解れていた。 確かめるように、それともミコの反応を愉しんでいるのか、指を増やして、さらに奥へと挿れ、局部の裏にあたる一番感じやすい部分をぐっと押した。 「あぁ⋯⋯っ!」 耐えきれなくて、フリグスの肩をがっと掴んだ。 「この程度で気をやるな」 「そ、⋯⋯っな、こと⋯⋯んッ!」 指を引き抜かれ、その急なことに完全に足に力が入らなくなり、その場にへたり込んだ。 「立て」 無理、立てない。 しかし、そんなことをフリグスが許すはずもなく、自力で立とうとしないミコに苛立ちを覚えたのか、二の腕辺りを強く掴んでは引っ張り上げ、無理やり立たせたミコをベッドに放り投げた。 「⋯⋯っ」 スプリングのおかげで痛みは覚えなかったものの、突然また萎みに挿れられた指に喘ぐことになった。 その際、指に何か付けたようでひんやりとする。 その冷たさに思わずぎゅっと臀部に力が入ってしまい、「力を入れるな」と臀部を叩かれた。 「ひゃうっ!」 「これじゃ滑りが良くならないだろ」 「だ、だって⋯⋯っ」 ミコに言っても無駄だと判断されたようだ。萎みを無理やり拡げ、挿れていた指を奥にまで捻り込んだ。

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