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1-15※モブ性交

「ふ⋯⋯ふふ⋯⋯っ」 くぐもった声を出す。 口を塞がれて笑うこともまともにできない。 笑うことですら、自分には権利がない。 「ふ、は⋯⋯ふふ⋯⋯」 誰かに言われないと、してもらわないと何もできない。 自分が可笑しい。あまりにも滑稽だ。 可笑しくて、どこかずきっとするような感覚がして、気づけば涙を溢していた。 可笑しい。可笑しい。 「なあ、あれ見ろよ。静かにしていると思ったら、急に笑い出したぞ」 「笑っているところ、初めて見たな」 「あまりにも気持ち良すぎて、可笑しくなったか」 「なんなら、オレ達のでおかしくさせてやろうぜ」 背後に回った男に無理やり起こされてもなお、泣いていて笑っているルイスの何も隠されてない萎みに、太い二本を無遠慮に()れた。 「んっ、んんぅ」 くの字に折り曲げた指を肉壁を押し広げながら奥へと進み、ナカで一番感じる箇所をぐぐっと強く押した。 「あッんんぅっ!」 思わず萎みを締め、仰け反らせる。 「こんなにも締めつけて。そんなにも気持ち良かったか?」 「おいおい、やるなら言えよ。また引っかけられちまったじゃねぇか」 「お前の靴、ちょうどいいマーキングになってんじゃないのか」 「は? ふさげんな。だったら、先生にもマーキングしてやるよ」 「足持ってろよ」と命令した男はズボンの前を寛げさせた。 顔を覗かせたのは雄々しくそそり立つ男の中心部。 ついさっきまで挿れられていた指よりも一回りも大きいそれに、見ずにはいられなかった。 今から挿れられる。 首を弱々しく振りながら抵抗を見せたが、それで止めるはずもなく、その雄はルイスのナカに一気に沈めた。 「んんッ!!」 「ハッ、突っ込んだらピュッピュッ射精()していやがるぜ。そんなにもイイ、かッ」 「んぅ、んっ!」

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