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ガンガンと奥を突かれる度に、ポンプで押し出されるようにピュッピュッと吐き出され、男の服を汚していく。
気が遠くなるほど吐き出されているというのにまだ射精 るのは、何かそういう類の魔法を施されているというのか。
こんな証拠を見せてしまったら、こんな奴らに突かれて悦んでいると思われてしまう。
止めてくれ。そんなに奥を突かないでくれ。
「突けば突くほど、射精 しまくってっ、そんなに奥に突かれるのが好きかッ」
「んッ、んぅぅ、んんっ」
「悦びやがって、もっと突いてやるよッ!」
「んッぅぅっ!!」
さっきよりも深く、出入口をこじ開けた先、最奥にまでゆうに届いた男の太い異物に充満に似たものを覚え、途端にえずきのようなものを漏らした。
が、男は責めるのを止めなかった。
そこが最も反応が良く、そして苦痛を感じられると思っているのであろう、そこを粘っこく責め続けた。
「ぅ、んんッ! んんぅ!」
「さっきよりも声を上げて、気持ちいいかっ」
「んんッッ」
「そうか⋯⋯ッ、じゃあ、もっと気持ちよくなるやつ射精してやるよッ、受け止めなッ!」
「ん〜〜ッ!」
熱いものが奥へと注がれた。
意識が失くなる前も散々奥に注がれ、膨張感も覚えた腹部はすぐに気持ち悪さも感じた。
身体はずっと感じていた快感が最骨頂に達し、意味がなさないぐらいに緩みきっていた後孔が取りこぼしたくないと締めつける。
まだ気持ちいいと思っている方がいいかもしれないが、この気持ちは本当はあの子と共に感じたかったものだった。だから、素直に喜びたくない。
無意識に仰け反らせていたルイスだったが、男が不意に抜いた時、ぷつっと糸が切れた操り人形のようにぐったりとし、背後にいた男に背を預けた。
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