135 / 139
1-17※背面座位
ふ、ふっ、と短い息をしながら、突いていた男をぼんやりと見つめていた。
「おら、ちゃんと締めておけ。ただ気持ちよくするだけがお前の罪を償うことじゃないからな」
「んッ!」
太ももの内側を叩かれた。
ビクッと震わせたことで、ぽたぽたと吐き出された精が締まりきらない穴から垂れていた。
「あんなに奥に射精 してたってんのに、締まらねぇケツマンコだよなっ」
「んぅうっ!」
今度は乳首を強くつねられ、喘ぎような唸り声を上げながら自身から白液をも溢れ出した。
「乳首をつねっても感じやがって。とんでもねぇ淫乱だな」
「来た頃は痛がっていただけなのにな。一応調教した甲斐があったってことだな」
「せっかく射精したのがもったいないことだし、次オレが先生のこと抱いてもいいか?」
「それはお前がただヤりたいだけだろ。そんなにおっ勃っててよ」
「違いねぇ」
ルイスの足を抱えていた男が、必死になって締めようとした萎みを呆気なくこじ開けた。
「っう!」
さっきとはまた違う重みが襲いかかった。
さっきの男は自ら突いていたのに対し、今抱いている男はルイスを抱き上げ、釘を打ち付けるかの如くルイスを上下に動かす。
さっきとは違うまた一気に最奥に届き、その大きな異物感が腹の外から見ても蠢いているのが分かり、正体はナカで分かっているのに得体の知れないものにナカをめちゃくちゃにされているような気がした時、吐き気のようなものを感じ、えずきのような唸り声を上げた。
しかし、背後の男は自身の欲求を満たしたいがために、そんなルイスのことを気に留めることなく、ルイスを揺らした。
僅かしか隙間が空かないルイスと男を繋がっている箇所は、先ほどの男が吐き出した精と挿入 れている男の先走りに加え、ルイスの汗をも混ざり、途方もない広い空間にルイスの喘ぎのような呻き声とともに響かせ、卑猥な空間へと変貌した。
ともだちにシェアしよう!

