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最初に挿入()れていた男は納得がいかない様子であったが、「射精()せば射精すほど、罰せられるしな」と言い聞かせるように、されど愉しげな調子で一緒になって突き上げた。 「んッ、ンッ、んぅっ、んッ!」 それ以上動かないでくれ。 「んぁっ、んッんっ、んぅうう、んッ」 おかしくなる⋯⋯ッ 「は⋯⋯はぁ⋯⋯ッ、突き上げる度に締めつけてくんの⋯⋯ヤバいな⋯⋯」 「だから、言っただろ⋯⋯ッ、オレらにめちゃくちゃにされて、悦んでいやがるッ。もっと悦ベッ! 苦痛を味わえッ!」 「ん⋯⋯ッ、んッ、〜〜っ!」 ズンッと突き上げた雄から種が放たれた直後、ルイスのは透明な液体が噴射した。 それは間欠泉のように噴き出し、前にいた男の顔をも濡らしていった。 「潮吹きしたのかよ。どんだけ気持ちよく思ってたんだ、先生よぉ?」 「⋯⋯っ」 顎を掴まれ、無理やり顔を向けさせられる。 顔を汚されて腹が立っているのかもしれない。もっと罰を加えられるかもしれない。 そう思い、顔を引きつらせたルイスとは裏腹にその男は、どこか愉快そうな笑みを浮かべていた。 いや、それで安心だとは思わない方がいい。

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