シャツの下から覗く篠田の肌が妖艶に輝いて見えて、触られてもいないのにまた中心に熱が集まっていく。 「なんでここ、またこんなんなってるのかなー？ さっきイったばっかなのにさぁ」 彼にはすぐにバレてしまって、橋名は思わず両手で顔を覆った。 「…っ、さなぎさん…が、きれいだから…」 「そんなこと言って。 これからお仕置きされるんだぞ？君は」 篠田はどこか楽しそうに笑いながら、橋名の身体を撫でて やがて顔を隠す両手に触れてくる。 「ほら可愛い顔が見えないよ？ちゃんと見せて」 「うう…」 両手を退けられると、彼の指が唇を撫でてきてゆっくりとなぞる様に口をこじ開けられ その指先に舌を捕まえられ、弄ぶようにこねくり回される。 「ね、俺の服脱がして…？」 片手を彼の腰の辺りに誘導され、橋名は口腔を蹂躙されながら 怖々とベルトへと手をかけた。 自分よりもずっと華奢な身体、素肌に手が触れると彼は目を細めて小さく息を溢す。 スラックスと下着を脱がせると、彼の自身もまた反応してくれていて 興奮と息苦しさで溺れそうだった。 「ん、よくできました。」 ようやく彼の指が口から引き抜かれ、額をくっつけて褒められると 橋名は彼をめちゃくちゃに抱きしめたくなるのだが、何故だか思うように身体が動かなくて。