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いい子だね。 8

ぐちゃぐちゃと音を立てながら、彼の内部が絡み付いてきて 激しく揺すぶられても、視界も頭の中も全部彼しかいなくて。 「も、…さなぎさ…っ」 「ほら…がんばって…?がんばれ、がんばれ…っ」 我慢したいのに勝手に腰が揺れてしまって、達そうになっても寸前でスピードを遅くされたりと 焦らされ続けて橋名はめちゃくちゃになりながら彼の胸の中でぐすぐすと泣いてしまう。 「おねが…っ、いかせて…くださ…い」 イきたい、イきたい、そんな欲求に頭を支配されて何度も何度も彼の胸の中で懇願する。 やがて彼の手が乱暴に橋名を引き剥がして、またベッドに抑えつけられる。 「…っ、そんな、可愛く泣いてさぁ…? ますます意地悪したく、なるじゃん…」 彼の声がビリビリと脳を蝕んで、抑えつけられながら激しく動かされ ボロボロと泣きながら唇を噛み締めた。 本当にどうしようもなくなる寸前、彼にまた額をくっつけられて 涙でぼやけた視界の中じっと眼鏡越しに見つめられる。 「…っ、橋名くん、いいよ、いきな?」 揺さぶられながら許可が降りてきて、その言葉が脳に飛び込むと チカチカと目の前が光ってみえた。 「…っ、あ、っ…」 「っ…ん、…」 呼吸も忘れるほどビクビクと身体が震え、彼の中に射精している間も激しく揺すぶられ 気絶しそうな程の息苦しさの中橋名は涙を流して、光の中を泳いでいた。 「は、あ…ッ、ーっ…」 ようやく動きが止まった頃には虫の息だった。
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