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第20話
会長は付き合っていないという事を知っている。
完全に会長の手の上で遊ばれている状態。
「そっか。魅弥、ちょっとおいで。玻璃はそのまま待っといて」
「はい?」
手を引かれたのはいつもの部屋。
「親父!なんでその部屋に魅弥が入る?」
「玻璃も入りたいの?んー。魅弥、どうする?」
「やめてくださいっ。会長と話すために入るだけです。貴方は来ないでください。」
焦って口にすると、会長のニヤニヤした顔が見えた。
扉の中に2人で入ると、ほっと溜息が出た。
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