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第3話

蝋燭(ろうそく)の暖かな光で照らされた寝所には護衛の小姓と高官らしき人物が数名 (ふすま)で仕切られた空間の奥におそらく來華様がおられるのであろう 月影「衣はここで外しなさい」 躊躇う(ためらう)私の肩にそっと手を置き、視線を合わせてこう説いた 月影「このような名誉なことは度々訪れるようなことではない。いとわしく想うのであれば断ってもよいのだよ。別の者を用意するまでだ」 青蘭「…………」 替えならいくらでもいるか…… 今が私にとって千載一遇(せんざいいちぐう)とも言えよう 国王様に知っていただく機会なんてもうない…… 青蘭「……務めを果たします」 身にまとっていた衣を全て外し襖の前へ立つとゆっくりと黄金の襖が開いた 天蓋のついた高台の寝所に座っておられるのが來華様で間違いない…… ドキン ドキン 月影様や高官達が見守る中、一歩一歩歩みを進めた なんてお声をかけたらいいのだろうか…… そもそも何をしたらいいのだろうか…… 青蘭「…………」 來華「名は?」 まるで天界から聞こえてきたかのような透き通った声…… 容姿だけでなくお声も中性的だ…… 青蘭「青蘭(せいらん)でございます」 來華「青蘭、顔をもっと近くで見せてみよ」 ドキン ドキン 天蓋の中へ入るとミモザの香りがした…… 來華「美しい」 聖母のように微笑む來華様があまりにも美しく、息をするのも忘れてしまう 來華「落ち着かない環境であろうが青蘭の全てを見ても構わぬか?」 青蘭「光栄でございます」 始めは軽く頬に口付けを…… それが首筋、腹へと伸びてきたあたりからとろけるように寝そべっていた ズシっと鍛えられたお身体……容姿は甘く天女のようであるが体つきは間違いなく男である ヒヤッ なんだ?尻が濡れているような?風が当たる…… 青蘭「!!?來華様!そこは汚らしい物でございます故お手を触れられない方が……」 來華「こんなに美しいのにか?」 チクッ 青蘭「はっ///」 來華様が悪戯な笑みを浮かべながら、固く閉ざした蕾へと指を挿入されていた ここでようやく月影様がおっしゃっていた言葉が蘇る 『來華様は変態だ』 青蘭「ら…來華…様…///」 來華「どうした?刺激が足りぬか?」 ツンツン なんだ?指ではない…… もっと広く硬い…… 來華「(ニヤッ」 メリメリ 青蘭「!!!!」 メリメリと粘膜を無理矢理剥がしていく熱く分厚い棒 メリメリ 青蘭「ぎぃやぁああ」 全身の血が昇るような激しい痛みが全身をめぐった。 国王様の前であることを忘れ、ただただ子どものように泣き叫び、ガタガタと足を震わせた 青蘭「痛い痛い泣」 來華様は痛がる私の顔を尊い者を見るかのように微笑み、より深く自らを沈めていった 青蘭「痛い…ヒック…ヒック…」 來華「痛いか?」 青蘭「痛いです…グスン」 來華「どこが痛む?もっともっと痛くしたい」 ひぃぃぃ!!ど変態なのですが!!!

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