▼改めて、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。これで"BOX"という物語は完結です。 ▼結末が少々唐突に感じられたかもしれません。これは『悲しい物語』ではないので、ギリギリまで彼らの"幸せ"だけに注目して欲しくて、29話で最期の2年半を駆け足で描かせていただきました。 ▽時系列順でお読みいただくと段階的に衰弱していた事は分かりやすいかなと思いますが、どちらにせよ、シュートの変化を詳細には書きませんでした。 ▼物語を通して同じセリフが登場する部分がたくさんあります。本編24話と47話の「ちょっとズレろ」など。よければ、ぜひはじめから読み返して新発見を楽しんでください。 ▼今後はプロフィールから飛べる著者webサイトにてSide Story&番外編(Another Story)の更新を予定しています。(不定期) ▽アルファポリスは挿絵有りとなっておりますので、よければご覧ください。(Webサイトでも挿絵形式ではありませんが、まとめています) ▼Side Storyでは茶太郎やオーサーたちの過去やその後などを書きます。ただ、本筋に関わるような重要な出来事はもうありません。 ▽思い出話という形で少しは書くかもしれませんが、基本的にシュートの物語は増やさないつもりです。 ▽しかし、詳しく描いていないだけで、茶太郎と同じ名前になって幸せになる勇気を手に入れてからの10年間は、本当に毎日ずっと小ネタ集で書いたような"何も特別な事がない限りなく幸せな時間"を過ごしていたのだと思って頂ければ幸いです。 ▼番外編では別の世界線のBOXを書きます。 ▽全く別の世界線ではありますが、なんとなく"オリジナルBOX"の記憶があるような、無いような……彼らはどの世界でも当たり前に惹かれ合い、お互いが大事で仕方ないという点は共通しています。 【2025.03.22】