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第20話 堕とす前に堕ちた
散々、魔王に付き回されて、シャムルにザーメンを飲まされまくったユーリを、魔王軍の一人が連れて行った。
「新しい玩具あざーっす! 今から遊びまっす!」
嬉しそうに連れて行ったが、魔王とシャムルに犯されまくった後だから、どこまで使えるか謎だ。
「そういえば、スカラは……」
ランドールに突っ込まれて顔を悦らせるスカラがヘルに突っ込んでいた。
「ヘルクライン……、ヘル、ヘル……。可愛い。ずっと前から犯し倒して俺の人形にしたかった。はぁ……、ぃぃ……、すっかり雌穴んなってる。きもちぃ……」
スカラに突っ込まれているヘルはメスイキしまくっている。
「ぁぁ! ぁんっ、デカちんぽぉ、もっとぉ、乳首してぇ」
なんというか、ヘル的には相手は誰でもいい感じだ。
「コイツ、部屋の淫気だけで酔って俺のちんぽしゃぶり倒してザーメン飲みまくってたぜ。突っ込まれんのも突っ込むのも好きみてぇだから、遊びやすいな。ヘルも喜ぶし」
ランドールが楽しそうに腰を打ち付ける。
反動でスカラの腰が前に動いて、ヘルが嬌声をあげる。
「スカラって、ヘルのこと好きだったんだ。だからあんなにビックリしてたんだねぇ」
玉座の間に入って、最初にあったヘルの変貌ぶりに驚いていた。
「好きというか、劣情を抱いていたのでしょう。スカラの男色は私も知っています。穴をねらわれたこともありましたが、死守しました」
シャムルの言葉に、魔王は首を傾げた。
「シャムルって男色じゃないの? あ、魔王が無理に犯したから好きになったの?」
「男色云々ではなくて、私が愛してやまないのは魔王様です。魔王様に犯されたいのです。魔王様の命だから、フィオナはギリ許しています」
なるほど、そういう理屈かと魔王は思った。
「魔王様、スカラも今のうちに魔印を付けてしまわれた方がよいのでは?」
「おっと、そうだね。正気に戻ると面倒だよね」
魔王はスカラの隣に立った。
勃起したデカちんぽをスカラの口に突っ込む。
スカラは嫌がることなく、当然のように魔王のデカちんぽを咥え込んでしゃぶり始めた。
「ぅわ、上手……。舌使い、絶妙。最近で一番上手なフェラかも」
思わず腰ヘコしたくなる気持ち善さだ。
かなり慣れている感じがする。
「飲みたい、はやく、出して……」
先をちゅうちゅう吸って催促する。
上目遣いの視線は、可愛いと思ってしまう。
(ガチムチ筋肉だけど、顔が綺麗だから可愛いなぁ。めちゃめちゃ媚び慣れてるんだけど)
騎士団長だった気がするが。スカラが所属する騎士団がどんな感じか気になった。
(もしかしたら食糧庫に逸材が眠っているかも……)
もしくは騎士団長に咥えさせたり回したりして悦っていた男たちがいるのか。
(それはそれで興奮する……)
想像したら興奮して射精した。
出した精液を飲み下して、魔王のちんぽの先まで綺麗に舐めとっている。
射精後のアフターフォローも完璧だ。
「これ……、好きでやっているんなら才能なんだけど」
思わず本音が零れた。
「ガイルなら知ってそうだから、後で聞いとくよ」
ランドールが後ろからガツガツ突っ込みながら返事した。
「そういえばガイルは?」
「今は魔王軍に輪姦されてる」
「ガイルとヘルが輪姦係だったけど、これからはスカラとユーリが加わったから、魔王軍の皆も喜びそうだね」
ヘルクラインと一緒に来た人間二人は、すぐに壊れたので餌にした。
屈強な元戦士二人は最早魔族だから輪姦程度じゃ壊れない。
「ヘルは回されるの好きだから、二人も増えると残念だよな」
目を上転させてスカラのちんぽに喜ぶヘルが、嬌声をあげている。
「スカラが突っ込んでくれればいい。ちんぽくれればいい。ぁはっ、ひひ」
スカラの首に巻き付いて腰を振るヘルをスカラが抱きしめた。
「ヘル、可愛い。ヘル、ヘル。はぁ、はぁ……、人間だった頃より何倍も可愛い。ヘル、好き……」
スカラが顔を上げて魔王に向き合った。
その目はイッてる感じで正気ではない。
「俺を魔王様の奴隷にしてください。ヘルと同じにしてください。ここで永遠にヘルと抱き合っていたい。ランドール様に突っ込まれていたい」
魔王はスカラの首に手を回した。
すでに薄く魔印が一本、浮き上がっている。
「自分から奴隷にしてって、魔力流す前に言った子、初めてだよ。ザーメンだって一回しか出してないのに」
「なりてぇんなら、いーんじゃねぇの?」
さっきからずっとランドールに中出しされているから、魔力は充分に流れていそうな気もするが。
「じゃぁ、しばらくはランドール預かりで」
「俺なのかよ。ヘルもガイルも俺じゃん」
「戦士系、騎士系はランドール管轄だよね」
「雄っぱいがなぁ」
筋骨隆々の雄ぱいが好きなランドールだから仕方がない。
「魔王は可愛い系が好きだから」
「だよなぁ。だからフィオナとかシャムルなんだろ。ユーリも魔王様管轄?」
「一応ね。輪姦用にもしといたよ。手足に魔印付けた」
「それ、すぐ壊れるんじゃねーか?」
「大魔導師だから、大丈夫だよ」
ランドールと話している間も、スカラは律儀に魔王のちんぽをしゃぶり続けている。
気持ちが善くてもう何度か射精した。
「可愛いな、スカラ。褒美に魔印をくれてやろう」
頭を撫でて、ちんぽを引き抜く。
スカラが蕩けた顔で笑んだ。
「魔王様、俺の体で遊んでください」
唇を寄せただけで媚びてくる。
「いや、だからまだ魔印、付けてないからね」
折角、魔王っぽく話したのに、戻ってしまった。
「犯されるのが好きなのかな。犯すのも好きそうだけど」
本当にどんな環境に居たのだろうと、流石の魔王も思った。
口付けて舌を差し込み喉奥に魔力を流し込む。普通なら反射でえづくのに、平気そうだ。
「ぁ……、ぁ……、きもちぃ……、魔力、きもちぃぃ。俺は魔王様の性奴隷、性玩具です。壊して遊んで、遊び倒してください」
スカラが忠誠の言葉を唱える。
首の魔印が黒く染まった。
「只の本音なんだか魔印の契りなんだか、わからないね」
魔印は付いたから一先ずは奴隷になったのだろう。
「魔印がなくてもランドールとヘルがいればスカラは大丈夫そうだよね」
ランドールに突っ込まれて、ヘルに突っ込みながら腰ヘコしているスカラが、魔王のちんぽをしゃぶる。
食料も調達できて性奴隷が増えて魔王軍の軍事力も上がって、ご満悦な魔王様でした。
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