「ああっ、八尋さんっ……」 　八尋の濡れに濡れた秘部に望の肉塊の切先が押し当てられた。 「はぁ……んっ……!!」 　指で解され、滴るほど濡れたそこ。しかし望の欲望の塊は安々と飲み込めるサイズではなかった。 「くっ……せまっ……！」 「はぁぁんっ！　お、おっきいっ……なんでっ」 　いつもの夢ではツルリと入れられ、あとは気持ちいいだけなのに、今日は明らかにサイズが違う。 「ああ、八尋さん、やっぱりヴァージンなんですねっ……貴方の初めての男になれるなんて、こんな嬉しいことはないっ！」 　混乱している八尋に望は鼻息を荒くし、さらに腰を進めてきた。グググッと熱塊が中を犯し進んでくる。 「ひゃああぁぁっ!!　だっ、だめだっ！」 「ん……苦しいですね。痛いですか？　でも切れてはいませんよっ……八尋さんの下のお口、上手に僕のペニスをしゃぶってくれてます。ああ、凄くピンクでいやらしい色だ……」 　望はハァハァと息づきながら卑猥な言い方で状況を説明してくる。八尋は苦しさに耐えつつも望が自分の身体に欲情し興奮してくれていることが嬉しくて堪らなかった。 「あんっ！　あっ、す、凄いっ……！」 　八尋の喘ぐ声に望の怒張がさらに狂暴化してくる。さらに望は繋がったまま背中を丸め、八尋の胸に舌を這わせた。 「あぁぁんっ！　望ぅ……！」 　蕾を貫かれたまま、乳首を舐められ吸われる。 （これだ……ずっとこうされたかった！） 「ああ、八尋さんっ、おっぱい気持ちいいんですね。お尻がビクビク僕を締め付けてますよっ！　ああ、なんてイイんだっ」 　興奮気味に伝えてくる望に八尋はずっと心配だったことを尋ねた。 「の、のぞむ……おいし……？　俺のミルク、ちゃんと美味しい……？」 　 「ええ、とっても美味しいですよ……とっても甘くて。一口含んだだけで僕は興奮が抑えられない」 　望はそう説明するとヂュウウと八尋の胸からミルクを吸い、八尋に顔を近付けてきた。 「のぞっ……んっ……！」 　やや強引に望に唇を奪われ、その唇から温かい液体が注ぎ込まれた。 　八尋にあまり味はわからなかった。でもミルクが溢れないようにしっかり合わせられた望の弾力のある唇と感触と、優しく舐め回す柔らかな舌の感触に全身が震えた。 　やがてチュッと唇を離され、顔をのぞき込まれた。 「……どうです？　美味しいでしょう？」 　八尋は快楽にぼんやりとしながら望を見つめた。 「わ、わかんない……。で、でも……望の舌、気持ちイイ……もっと欲しい……」 「貴方ってひとは……」 　望は再び顔を寄せ、八尋の唇を塞いだ。合わせられた唇から舌が入り込んできて八尋も舌を差し出し絡ませた。 　深いキスに恍惚としていると望の手が八尋の胸を弄りはじめた。平たい両胸を両手でやさしく揉まれ、両方の乳首を指の腹で撫でられる。 「んっ……んぁんっ……」 　さらに蕾には望が入り込んだままで、八尋はその肉塊をビクビクと締め付けた。 「あっ、の、のぞむっ、またイッちゃうっ！」 「ええ、僕ももう限界ですっ！　我慢しすぎてどうかなりそうだっ！」 　望は上体を起こすと八尋の腰骨を掴んだ。 　そして、 「ひ、ひゃああぁぁっ！」 　八尋の蕾に突き刺した肉塊をさらに奥へと突き上げた。 「ああっ……入口はキツキツなのに、奥はトロットロだ……」 「はぁんっ！　の、のぞむっ……！」 　それから望はゆっくりと腰を引き、またゆっくりと内壁を擦りながら奥へと入っていく。 「八尋さんっ、ああ、なんてカラダだっ！」 　気遣うようなゆっくりなストロークではあるが、その巨塊を受け止める八尋は必死だった。苦しさもあるが、望が興奮してくれることが嬉しくてたまらない。それに苦しさの中に体験したことのない強烈な快楽が確かに存在していた。 「あぁんっ！　望っ！　す、好き……好きぃ」 「や、八尋さんっ！」 　耐えきれなくなった想いが口を付いて出た。 　咥え込んだ望の中心部がドクンと脈打つ。 「の、望ぅ……！」 「八尋さん、僕も好きです！　もう、離しませんっ！」 　望の築き上げる動きが速くなった。八尋は必死にその与えられる快楽を追った。 「八尋さんっ……くっ……!!」 「ぁあっ！……んんんっっっ!!」 　望の中心部が八尋の腹の中でビクリと震えた。それと同時に八尋も精を吐き、自分と望を腹を汚した。さらに両胸からもミルクが飛び散っていた。 　八尋はこれまでで一番幸せな夢だと思った。