27 / 179

第27話 初夜?

 風呂でイチャイチャしたのですっかりスイッチが入ってしまった。 (先生にブチ込まれたい。先生は経験あるのかな?タチだったらノンケでも出来るでしょ。)  俺は色々考えてしまった。 共同炊事場でガスコンロを借りて車からダッチオーブンを持って来た。地元の野菜、大根やじゃがいも、タマネギ、にんじん、ピーマンを入れてコンソメのキューブをいくつかと、水と塊の豚バラを入れて重たい蓋をした。本当は直火でやりたいけど 外でなければ無理だ。オーブンの蓋にパンを乗せて置く。焦げないように早めに下ろす。  1時間かな。やかんを借りてカップラーメンを食べて待つ。 「先生は酒、飲まないの?」 買って来た日本酒の地酒を湯呑みに注いだ。  空きっ腹に茶碗酒は利く。 「貴也、可愛いなぁ。少し酔ったか? 顔が赤くなってる。色っぽいよ。」  そばに来て肩を抱いてくれた。 (二人で泊まりがけの旅行だ。 セックスするのが当たり前か。 それにしても夢のようだ。)  くちづけを繰り返した。お互いのモノがこれ以上ないくらいに勃起している。  先生が手を伸ばして握ってくれた。浴衣の下には何も穿いていなかった。 「貴也、すごくなってるよ。先が濡れてる。」 先生の指が気持ちいい所をヌルヌルと擦る。 「どんどん大きくなる。」 「あ、ダメ、出ちゃう。」 「飲んであげよう。」 口に含まれた。俺も手を伸ばして先生の逸物を掴む。 「先生だってこんなになってる。」 「舐めて。貴也も私のこれ、舐めて。」  お互いの股間に顔を埋めた。誰か来るかもしれないのに、こんな所で。  時計を見てコンロの火を止めた。後は予熱で大丈夫だろう。適当ポトフ。  先生が俺の手を取って部屋に行く。浴衣だから簡単だ。 「続きは部屋でやろう。」  借りて来た薄い布団の上で また、お互いの股間に顔を埋めた。  頭の芯が弾けるような快感で震える。 同時に射精した。先生の身体がガクガク震えている。 「ああ、気持ちいいよ。貴也っ!」 「先生と繋がりたい。一つになりたい。」  優しく頭を撫でられて、何か探している。 リュックから手に取ったのはゴムとローションの瓶だった。 (先生は用意してたのか?) 俺の後孔を指で探ると、ローションを塗り込めて来た。  もう回復して来た先生のペニス。女の人との経験しかないのでは?と心配になる。 「貴也、おまえと繋がりたい。入れていいか? 初めてじゃないよな。」 「大丈夫。入れてください。」  はだけた浴衣で抱き合う。先生の手が胸を弄る。乳房のない胸にガッカリしないだろうか。  丁寧に胸を触る。男の小さい突起を摘んで捏ねる。物足りないのでは?と気になる。 「可愛い。潔いね、グニャグニャしてない。」 先生が舌で突起を転がす。こんなにここが気持ち良くなったのは初めてだった。

ともだちにシェアしよう!