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第49話 心と身体と
龍一はいつも俺を征服しようとする。身体の大きな俺を抱いてベッドに運ぶ。筋トレが趣味と言っても、細マッチョな龍一に信じられないような力がある。慣れ親しんだベッドで愛されるのが幸せだ。
「貴也は女を知らないのか?」
「うん、ダメだった。龍一みたいな男が好き。」
「毛深くてもいいの?」
「ああ、好きだよ。俺、体毛が薄い方だから。
龍一の胸毛がたまらなくセクシーだ。」
肌を合わせて抱き合うのがいい。
首を舌が這う。くすぐったくてすくめると強い力で吸われた。痕がつく。
「あっ。」
耳を噛んでくる。
「あ、いやだ。」
「本当?」
龍一は俺が本気で嫌がってはいないのを知っている。髪に手を入れて頭を抱えられるのも好きだ。
動けない唇を,気が済むまで吸ってくる。
ハフハフと息が荒くなる。
「キスだけで昇り詰めてしまう。」
やっと少し離して服を脱がす。続き、ボクサーパンツの前がキツい。
俺も少しは大胸筋が付いて来たんだ。胸を触られるのも好きだ。龍一が緩い部屋着のズボンを下ろして自分の大きくなったモノを握らせる。
俺の手に余る充実したモノ。俺はすぐに口でしたくなる。大きなモノを頬張りたい。
ジャングルの中でいきり立っているモノを口で迎えに行く。
「はあ、すごく固くなってる。」
腰を抱えて上に乗せられた。二人の硬いモノを一緒に握る兜合わせ。
これもたまらなくエロい。龍一に握られてまたキス。腰が動いてしまう。
「擦ったらダメ。イキそう。」
龍一の上に覆い被さって尻を両手で広げられた。
後孔が剥き出しになっている。指が蕾を無理矢理こじ開ける。
「ここに入れて欲しいんだろ。」
「うん、ちょうだい。」
「貴也が私にゴムを付けて。自分の孔に入れて。
欲しがってる顔を見せてよ。」
自分から入れてもらうのは、はじめてだ。
恥ずかしくて期待が膨らむ。
龍一の選んだゼリーでヌルヌルのゴムを被せると、後孔に入れられた。ズルっと亀頭が入った。
滑りが良くて気持ちいい所まで一気に入って来た。感じる場所に当たっている。
「奥まで行くよ。」
龍一の低い声に震える。腰を使って奥まで入れられた。
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