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第135話 新婚?
李の部屋に住み着いている。まだ三日目だが、何だか馴染んでいる。
李の部屋には、大きなベッドがあった。そして本棚。本がぎっしりだ。日本語の本。
クローゼットに洋服が詰め込んである。スーツだけ丁寧にかけてある。白いシャツ。いつもセクシーだと思うシャツ。
ダンベルが転がっている。ケンも筋トレが欠かせないから、ちょっと嬉しい。
「ううん、おはよう。起きてたの?」
「ああ、ケンの顔を見てた。」
「恥ずかしいから、やめろ!」
布団にもぐる。
李は身体がデカい。腕も太い。キツい顔をしているから痩せて見えるが、ものすごい身体だった。鍛えているケンを包み込んでしまう。
無駄な脂肪の無い引き締まった身体のケンは、李にすっぽり抱き込まれる。
(俺ってこんな、女々しい奴だったっけ?)
甘えて抱かれている自分が信じられない。
「起きられるか?」
ケンは赤くなった。昨夜の激しさを思い出した。すぐに部屋着を脱がされて裸で抱き合う。
李は耳を噛むのが好きだ。耳からだんだん前を向かされてくちづけが激しい。顔中キスされてくすぐったい。
ディープキス。慣れてきた、激しいくちづけ。
舌を絡ませて奥まで入れられる。
「あ、あ、待って。李は舌が長いね。
なんか蛇みたい。」
ますます激しく吸われる。
「はあ、あ、息をさせて。」
その大きな手が頭を抱えて離してくれない。両手でその身体に手を伸ばしてしがみ付く。
逆三角形の肩幅の大きな背中。全部筋肉だ。
くちづけが下がって降りて来た。脇腹を舐められる。
身体がピクンっと跳ねた。
「ケンは、すごく感度がいいな。」
そう言いながら、ケンの男を口に含む。意外と大きい、この逸物を口で育ててくれる。
「李、俺にもちょうだい。」
手を伸ばして李のモノをさぐる。
「大きくなってる。」
お互いを口で愛し合う。
「入れていいか?」
ローションを塗りたくって指が入って来る。
優しくゆっくりだ。後孔に、当たっている。
「痛く無いか?」
「全然、平気だよ。李、早く来て。」
ゴムを付けて、大きな質感がこじ開けて入って来た。もう慣れた感覚。痛くは無い。
大きな手で腰を掴まれてグッと入って来た。
「あ、ああ、」
いいところに当たって擦られる。李は上手だ。
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