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新年度の体制

【医師ミーティング】 竹内「ちょ///なんで俺にバイブあてるんですか!」 加藤「眠そうだったから」 竹内「眠くないですよ!」 ほんとにもぉー……加藤先生のイタズラは患者だけじゃなく俺にもしてくるから油断できない 今年度の班編成で本当は佐々木先生と加藤先生の2班に分かれる予定だったけど、加藤先生がまた渋ったからいっそのこと班を組まないことになった 班を組まなくなった理由はもう一つ、医師のマンパワー不足 遠藤先生、市村先生がまさかの他院へ異動してしまった上に補充の人員も確保出来なかったのだ。 どんだけうちの科は人気がないんだ。 もちろん三人体制だったフリーも青木先生、佐藤先生に減員 伊織先生が新たに治療主体チームに加わった。 班を組まなくなったとはいえ、ペアで動くことが増え俺は加藤先生とペアで動いている。 森田先生とペアの伊織先生は、毎日森田先生にしごかれている もちろん治療主体チームのリーダーは佐々木先生。相変わらず仕事が出来る頼りになる先輩だ 森田「井上ましろは明日俺が処置に入る」 緊急入院になった井上ましろ君 噂だと勇人並みに泣くらしい 前立腺の肥大による排尿障害に勃起不全か なかなか手強い治療になりそうだな 早速森田先生に目をつけられてしまったみたいだし………頑張れー。 ・ ・ ・ 【伊織サイド】 翌日…… 森田先生と今年度ペアを組むことになり、ぬくぬくと佐藤先生の下で育った俺は毎日冷や汗をかく日々を送っている さてと今日もハードスケジュールだ。まずは昨日入院の井上ましろを治療室に連れ出さなくてはいけない。 患者「伊織先生いいところに来た!俺今日誰??」 伊織「君は加藤先生」 患者「げー。。。」 俺を見つけるとこうやって治療のことを聞き出そうとみんなが寄ってくる そして大概「森田先生」と答えるとみんな黙る まぁ怖いよなー、、、わかるー 「入るよー」 カーテンが締まった ましろの部屋に入った ましろ「……。」 ・ ・ ・ 案外すんなり治療室に来てくれて拍子抜け 噂より全然手かからないじゃん 初回の子だから治療の準備を説明してあげなきゃな 伊織「治療室に入ったらズボンと下着をこのカゴに入れて座って待っててね」 ましろ「………グスン…」 あら……。

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