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目の大きな先生

今日はなんだか体調が良くない 熱がある気がする ピピピ ピピピ 36.5℃ あれ全然ない。 なんでだるいんだろう。 もうすぐ処置だから治療室行かなきゃいけない。 行きたくないな ・ ・ ・ 【治療室】 この部屋の消毒の匂い嗅ぐと緊張する…… グスン…… ガラガラ ましろ「!!!」 昨日の目がおっきい先生だ…… 加藤「泣いてる?」 ましろ「今日ちょっと具合い悪いです(メソッ」 加藤「それは困ったー」 ドスンと先生用のイスに座り、手招きをされた。 近づくとおでこに手をあてられて熱をチェックされた。 加藤「熱はないけど?」 ましろ「…………」 加藤「治療が進むと体調が良くなる一方で副作用って言ってだるさとか熱だったりは出るからね。体調みながら治療進めようね」 ましろ「はい……」 案外優しいかも……? 加藤「じゃあ横になってくださーい」 ・ ・ ・ 今日の治療目標は指を2本に増やしての触診らしい。 2本か…… 加藤「1本は入るんでしょ?」 ましろ「1本も結構痛いです……」 加藤「へー。深呼吸してごらん」 息を吸って吐いてを数回繰り返すとチクッと指を挿入された ましろ「痛い」 加藤「お腹に力入れないよ」 お腹の上に手を置かれて、力を抜くように指導されたが上手くいかない グチュ ましろ「ンンっ///」 加藤「息吐く」 ふぅーっと息を吐くとさらに奥に指が入っていく感覚があった ましろ「ちょっと痛いです泣」 加藤「ちょっとでしょ?」 ………ちょっとです。 ・ ・ ・ 加藤「2本に増やすよ」 怖すぎる…… やり方は一緒らしい……深呼吸をして力をとにかく抜く…… 深呼吸…… ふぅーはぁぁ…ふぅーはぁぁ…… グッ ましろ「!!!!」 加藤「お尻締めないよー」 まずい。痛いぞこれは…… ググっ ましろ「痛いです!!」 加藤「深呼吸」 ましろ「痛いです泣」 イスをスライドさせてすぐ真横に移動してきた加藤先生を目で追った 加藤「あーん」 あーん?? 小さく口を開けるとこじ開けるように指を口の中に2本押し込まれた ましろ「んがっ……」 舌を軽く押され、苦しくて大きく息を吸い込んだ はぁぁ ググっ ましろ「うゔっ…泣」 ググっ グチュ ましろ「うゔぅぅ……いだぁい泣」

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