9 / 47

目の大きな先生②

痛がっている顔をじっくり観察しながらじわりじわりと指を奥へ進めたり抜いたりを繰り返す加藤先生 マスクで目元しか見えないけど、冷徹な目をしている こわぁぁ…… 特に抜いてまた入れられる時の刺激が痛くて力がどうしても入ってしまう はぁぁ…… グチュグチュ ましろ「いだぁい泣。いたぁい泣。」 加藤「全然まだ第一関節しか入ってない。指全部入れ切らないと合格じゃないよ?」 指ちょっと入ってるだけなの?こんな痛いのに?? ましろ「いだぃ泣」 口の中に入っていた指を抜かれて、これで今日はおしまいなのかな?って安堵した 加藤「グーッと押されるよ」 え? メリメリ ましろ「ひぃぃやぁぁああ!!!泣」 治療室に響き渡る叫び声も虚しく加藤先生の処置が続く ましろ「いだぁぁあい!!泣」 グチュグチュぐちょ 一度完全に指を引き抜き、すかさずまたグググと奥に指が入っていく ましろ「あぁぁぁアア泣。」 加藤「ここ前立腺」 グリグリ ましろ「痛い!!泣。痛いぃぃ!!」 加藤「ここをしっかりマッサージ」 グリグリグリグリ ましろ「痛い!!!泣」 鬼?え?この人鬼? ましろ「オエッ泣。ゲホッゲホッ」 加藤「指2本だとしっかりマッサージされるでしょ?」 グリグリグリグリ ましろ「ぎぃぃやぁぁあ!!泣」 加藤「指抜くとまたすぐにお尻狭くなるから、ここ広げておくためにプラグっていう器具を入れます。これはつぎの処置まで抜きません。」 ましろ「ハァハァハァ泣」 ズボッとお尻の穴に硬い器具を押し込まれた。 中で窮屈そうに入っている器具がゴツゴツと腸壁にあたり痛くて仕方ない 抜いてもらえない絶望感と、マッサージの痛みで涙が止まらないが部屋へと1人帰されてしまった。

ともだちにシェアしよう!