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優しい先生たち

【青木サイド】 律「俺何回も佐々木先生に言ってる」 青木「佐々木先生の返答は?」 律「笑っていつも誤魔化される」 青木「それが答えだろ」 『退院したい』が口ぐせの律 またいつもの話かと思ったら今度は診療科を変えたいという話をしにわざわざ俺のところに来たらしい 本人の言い分は年齢的にこの科ではなく普通の秘尿器科に転科でもいいだろうという話だけど、年齢の線引きというよりかは病気そのものが思春期特有のものだから佐々木先生も転科は頭にないだろう 律「青木先生から佐々木先生に交渉してよ」 青木「律が佐々木先生の治療もう受けたくないって言ってるって伝えたらいい?」 律「なんでそうなるの!笑」 青木「診療科を変えるってそういうことだろ?」 律が診療科を変えたいって言ってくる気持ちも分からなくはない 勇人を始め、周りがどんどん退院していく中で自分だけ取り残されてしまったから焦りを感じているんだろう でも律は羞恥心が強くてこちらが提案する治療も本人が納得しないと進められないから、通常よりも治療期間が長引いてしまう おまけに佐々木先生以外の治療はほぼ受け付けないからスケジュール管理も大変なのだ 律「佐々木先生が嫌とは言ってない」 青木「じゃあ黙ってこの科にいたらいいだろ。明後日佐々木先生の治療だろ?せっかくスケジュール組んでくれたんだからありがたく受けなさい」 律「明後日俺佐々木先生?!なんで?忙しいから無理って言ってたよ?」 青木「さー?本人に聞いてみなよ」 律「……あーーじゃあ、とりあえず明後日まではここいるわ。青木先生じゃあね」 青木「トイレ寄ってから部屋戻るんだぞ」 律「はいはい、行きたくなったら勝手に行きます」 ・ ・ ・ 【ましろサイド】 なんかこのお兄さん凄い。 青木先生とタメ口だし言い返してるし…… 竹内「ましろは真似しちゃダメだよー」 ましろ「!!」 佐藤『1番空けたから使っていいよ』 竹内「ありがとうございます」 ん?この先生初めて見た ボーッと初めて見る先生を眺めていると竹内先生に腰をポンポンと撫でられハッと我に返った 竹内先生の後ろをくっついて行くと処置室より少し広い部屋に通された ・ ・ ・ 【竹内サイド】 プラグを抜くだけなのに、ましろからただならぬ緊張を感じる 竹内「……だ…だいじょぶ?」 ましろ「無理かも……」 なぬ。 竹内「好きな体勢でいいよ??何が楽?」 ましろ「………座ってる。。。」 抜く気ないな。 竹内「………おすすめは横向きだよ?」 ましろ「……じゃあよこ。。。」 素直で最高 危うく可愛すぎて抱きしめそうになった ・ ・ ・ 【ましろサイド】 この竹内先生という先生はとっても優しくて好きなタイプな先生の予感がする 加藤先生といつも一緒にいるから近づかないようにしていたけど、今度からは困ったら声をかけてみようかな 竹内「お尻触るよ」 お尻のお肉を持ち上げられて穴にずっぽりと挿れられた器具に触れているのが分かる 恥ずかしいから早く終わらないかな/// 竹内「力抜いてね」 1 2 3 グチュん ましろ「はぁぁ!!!痛い!!」 竹内「痛かった??」 ましろ「痛かった泣」 竹内「ごめんごめん」 痛いぃぃ……力抜くのって難しい、、、

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