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体調不良か?②
【伊織サイド】
診察と触診したらまた森田先生に電話をすることになった
採血の結果まだ出てないんだよなー
検査部に結果急いでもらうように頼むか??いや、診察が先か??
なんでこういう日に限って上級医いないんだよ
伊織「ましろ、胸の音聴かせて」
なんか身体熱くないか?採血した時こんな熱ってたか?
ましろ「寒い…ぐすん」
伊織「ごめんごめん」
ぐずってるなー。触診させてもらえる気がしない
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【ましろサイド】
寒い寒い……身体もだるい……
伊織「パンツ下げるよ」
ましろ「やだっ!!泣」
伊織「だめだめ、体調悪い原因探さなきゃいけないの」
するんとパンツを下ろされて、足を大きく開かされると、慣らしていないお尻にズボッと指を挿れられた
ましろ「いたーーい!!!泣」
伊織「ちょっ!!こら、我慢して」
ガシッと掴まれてまた指を奥にいれられ1番触れられてほしくない箇所をグリグリっと突かれた
ましろ「いだぁぁあ!!泣」
伊織「もう少し頑張って……」
むりっ……痛い……触診長い
伊織「もう少し触らないと診断できない」
ましろ「やだぁ…グスン」
サッとカーテンが開き誰かが入ってきた気配があった
青木「所見は?」
青木先生だ
伊織「触診が上手くいかなくて判断しかねてます
」
・
・
・
どうやら森田先生が青木先生を呼んだらしい
まずい……青木先生に抑えられたら逃げるどころか身動きできなくされる
青木「代わってもいいか?」
伊織「……お願いしたいです」
ギシッとベッドが沈み足元に青木先生が来た
また触診されるのが嫌でお尻をキュッと締めて防戦体制に
青木「お尻締めてもいいことないぞ」
ましろ「………」
バレた。
とんとん
ましろ「///」
優しくお尻の穴を突かれ少しくすぐったくて力をフッと抜いてしまった
グチュ
ましろ「はっ!」
力が抜けたのを見逃すはずもなく、一瞬の隙に指を挿れられた。
でもなぜか伊織先生の触診よりも痛みが少なくて、おそらく前立腺を触られてるっぽいけど苦痛ではなかった
青木「前立腺は浮腫んでるけど熱が出るほどじゃない。熱の原因は別かな」
手袋を外しながらテーブルの上にあった排尿日誌を手に取りパラパラとめくりはじめた
青木「夜中何度かトイレ行ってたみたいだけど出なかったのか?」
ましろ「出なかった…です…」
青木「今出したい感じは?」
ましろ「……する…」
青木「おそらく膀胱炎かな。
処置室空いてないから集中治療室で導尿しよ」
伊織「はい」
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