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異変に気づく竹内先生

【ましろサイド】 竹内「ましろー起きろー」 この病気になってから朝なかなか起きられなくなった気がする 起きた瞬間からなんだか怠かったり気持ち悪かったり……スッキリ朝を迎えることができない トイレも時間がかかるし、尿意の割に量が少ない そして熱……基本的にずっと熱があるから頭がぼんやりする なんだか今日は一段と体調が良くない感じがする ましろ「………」 竹内「おはよう」 ……竹内先生だ。 珍しい……高確率で伊織先生が来るのに。というか初めてかもしれない 優しい雰囲気の先生だから今日の朝診察?は当たりだ もう朝診察?寝過ぎたかも 竹内「顔少し浮腫んでるね?今日体重測った?」 ましろ「……今起きた…」 竹内「あそっか。ごめん」 ちょっと頼りないけど、この雰囲気は落ち着く 竹内「なんかほっぺ赤いなー……熱かなー」 両手で包むように首を触り、そのまま体温計を挟み固定された なんか高いかも。 ピピピ ピピピ 竹内「38.5℃」 あれ……ホントに高い そして竹内先生が僕以上に焦っている 竹内「あれー……あれー……もう一回測ってみようかなー……体温計壊れてる?」 ましろ「壊れてないと思う。」 竹内「そうだよね」 朝早くからこんな高いの久しぶりだなー、、、 嫌な感じだなー 竹内「採血オーダーと…処置時間変更を青木先生に連絡してー……触診もしとくかー」 全部聞こえた。採血触診……うわー ・ ・ ・ 【竹内サイド】 一応ジェル持ってきて良かったー ましろ「触診苦手(メソッ」 竹内「知ってるよ。大丈夫、1本しか挿れないから」 足を閉じて下着を脱がされないようにちょっとした抵抗をみせるましろさん 可愛いなーホント 竹内「足閉じないよって森田先生に叱られちゃうよ」 ましろ「………」 足開いてくれた。いい子だな。 もしくは姿が見えなくても脅威が衰えない森田先生の力なのか まぁ急いでるしサクッと触診して報告しよう 竹内「じゃあチクッとするよ」 ましろ「ゴクリ……」 チクッ 噂通りの激狭っ…… これ前立腺まで到達するのか? ぐちゅ ましろ「んんっ!!泣」 竹内「痛い?!」 ましろ「痛い泣」 竹内「深呼吸してみようね」 ましろ「出来ない泣」 出来ない!? ましろ「出来ない泣!出来ない!泣」 竹内「あぁ!ちょっとちょっと!暴れないよ」 サッ!!! 加藤「何騒いでるの」 加藤先生ナイスタイミング!! 竹内「加藤先生、ましろ抑えておいてください」 加藤「なんで触診してんの」 ガシッと加藤先生が抑えてくれ、嫌がるましろに謝りながら触診を進めた 竹内「ましろ38.5℃あって」 加藤「なんでそんなに高いの。採血した?」 竹内「これからです」 グニグニ ましろ「ひぃぃ!!!泣」 グニグニグニグニ ましろ「痛い!!泣」 竹内「ごめんねー。」 加藤「どう?」 竹内「結構浮腫んでそうです」 加藤「えー。。。とりあえず急ぎで採血」

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