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異変に気づく竹内先生②
【竹内サイド】
ましろ「グズグズグズグズ……」
ましろさん熱もあるからめちゃくちゃ不機嫌じゃないですか。
急を要する事態なため、加藤先生がちゃんと仕事をしている。
加藤「グーパーグーパー チクン」
ましろ「!!!」
さすが加藤先生……1発で採血完了。そして早い
加藤『ましろ発熱とむくみあります。はい…はいはい』
森田先生に報告も早ー。
森田先生当直だから俺電話しなかったけど、こういう時って電話した方がいいんだ……メモメモ
ましろ「グズグズグズグズグズグズ」
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【ましろサイド】
先生たちの雰囲気的に僕体調良くない感じだよね。
嫌だよ。どうしよう。
竹内「採血結果出ました」
竹内先生と加藤先生がタブレット端末を見ながら眉間にシワを寄せている……
ダメっぽい。。。
何されるのかな……嫌だな……
加藤「佐々木先生に相談。」
竹内「はい」
加藤「ましろ、また診察来るから安静にしててね」
はぁぁ……今日はきっと最悪な事が起こる。
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【佐々木サイド】
青木「あらたは加藤先生をだいぶ気に入ってるみたいだな」
佐々木「はい、あのペアは相性いいです」
ナースステーションで青木先生と談笑しながら採血があった患者の結果をチェック
追加治療が必要な患者はいなそうかな
加藤「佐々木先生」
いつもふざけてる加藤先生の真剣な表情……緊急事態か
佐々木「何かあったの?」
加藤「ましろのホルモン値見て」
タブレット端末を渡され、ホルモン値を確認すると、すぐに治療を開始しなければいけないほど低値になっていた
これはまずいな。。。
拡張処置に時間を割いている場合じゃなくなった。
佐々木「まずいね……ホルモン治療始めよう」
加藤「竹内先生にオーダーさせていい?」
佐々木「もちろん」
竹内先生に薬のオーダーをお願いして、俺と加藤先生でましろの元へ向かった
加藤「竹内先生にさー、顔にむくみがあるって報告受けたけど、始めむくみがあるように見えなかったんだよね。でも言われてみれば顔いつもと違うなって」
佐々木「竹内先生よくコミュニケーション取ってくれているから少しの変化でも気づいてくれて助かるよね」
加藤「独り立ちかなー」
佐々木「寂しい?」
加藤「その時は伊織を俺の下につけてね」
佐々木「こき使うつもりなの見え見えなんだけど」
加藤「そりゃ使うでしょ」
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