【ましろサイド】 ましろ「グズグズグズグズ」 佐々木先生と加藤先生来た…… もうダメだ……治療確定じゃん。 佐々木「おはよう」 ましろ「グズグズグズグズ」 佐々木「体調悪いね」 ましろ「なんで泣」 佐々木先生が背中を撫でてくるからポロポロ涙が出てくる 涙が止まらないよ…なんで…… 佐々木「いっぱい泣いていいんだよ」 ましろ「ぐすんぐすん」 今日から点滴治療を始めるって佐々木先生から聞いてさらに泣いた 点滴の治療とかよく分からないけど、分からないことをするのが不安で仕方がない 点滴の針も入れられちゃった…… なんか凄く病人ぽくて不安なってきた…… ・ ・ ・ ましろのホルモン治療が始まった頃…… あらた「朝診察なんで加藤先生じゃなかったんですかー？」 加藤「忙しかったから」 あらた「廊下側の子ですか？」 加藤「そう」 あらた「元気になりました？」 加藤「まぁーねー……」 あらた「はぁぁん！///」 加藤「あらた　ここ弱いよなー」 クリクリ　クリクリ あらた「てい…たぁぁ…ちょちょ///」 加藤「前立腺ぐりぐりされながら、前いじられて喜ぶの　あらた　だけだからね？」 あらた「あぁ///ちゃっ！ちょっ！あぁ//」 加藤「だいたいみんなグリグリされちゃうと痛くて逃げるの」 グリグリ　グリグリ あらた「うおっ///」 加藤「君はなぜ自ら尻近づけてくるの苦笑。もっとしてほしいんでしょ」 グリグリ　グリグリ あらた「うわぁぁ///ギブ！！ギブ!！」 加藤「なんでよ　もっと遊ばせてよ」 あらた「ひぃぃぃ///」 ・ ・ ・ 【伊織サイド】 しろたんのチェックに行きますかー しろたん大丈夫かなー 佐々木先生がメンタルをかなり心配してたからなー 伊織「ましろー入るよ」 布団を肩までしっかりかけて大人しく点滴を受けるましろの顔を覗きこんだ 寝てる？ 伊織「ましろどう？」 ましろ「………うん…」 伊織「体調かわりある？」 ましろ「……かゆい……」 痒い？？ ポリポリお腹を掻いていたため、パジャマを捲った 伊織「おっとぉ……」 お腹に蚊にさされたような赤い発疹が３つ……さらに太ももにも同様の発疹が出ていた これは明らかにホルモン剤のアレルギー反応…… 伊織「息苦しさとかはない？」 ましろ「…ない……」 ホルモン剤の投与を止めて佐々木先生に電話をかけた ♪〜♪〜 伊織「伊織です。ましろ蕁麻疹出てるので薬一旦止めてます」 佐々木『分かった、すぐ行くね』 ピッ 伊織「佐々木先生来てくれるからね」 ましろ「ぐすん……」 そうだった……ましろ今豆腐メンタルだから、不安にさせちゃうとすぐ泣くんだ 伊織「大丈夫大丈夫……」 俺、全然気の利いた言葉かけ出来ない。