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強気な律の治療
【佐々木サイド】
ましろが体調悪くなっていた裏でこちらのお兄さんと朝から一悶着をしていた
遡る事朝9:30頃
目覚めたばかりの律をスタッフステーションに呼び出していた
佐々木「おはよー。今何時ですかー」
大あくびをしながらダラダラと現れた律にイスを差し出した
佐々木「パンツ見えてるよ」
律「お気に入りだから見せてんの」
佐々木「あーそう。とりあえず座って」
律「このパターンは治療の話だから座らない」
相変わらず勘が鋭いな
ソフトエネでなんとか治療を進めているけど、さすがにこれだけでは前立腺肥大の進行が抑えられなくなってきた……
強めにぐりぐりしたら律怒るかな
佐々木「立ったまま聞く?笑」
律「座ってあげるから俺の話も聞いて」
佐々木「いいよ」
ドカッと座り近くに置いてあった誰かが没収したセクシー雑誌をパラパラ見始めた
佐々木「先生の話からでいい?」
律「いいよ」
佐々木「今日の治療からマッサージの時間増やそうと思ってるの」
聞こえてるはずだけど無反応……
無反応な時は本気で嫌がってる時だから慎重に話してあげないとへそ曲げちゃうからな
佐々木「前回の治療で少しマッサージしただけで、自力排尿出来たじゃん?効果ありそうだよね」
律「マジでクラッとしたから無理」
佐々木「あれは急に起き上がったからだと思うよ」
律「………あーそう。
ねぇ、治療の話はもういいから俺の話ね」
治療了承したってことかな?笑
律「俺来週家帰るわ」
おっ。決定事項でしょうか
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そんなこんなで午後、律の治療時間なのですが……
佐々木「来ないな」
まぁ時間ぴったりに来たことはないんだけど、一応様子見に行きますか
ガラガラ
佐々木「おっ来た」
律「!!いやいや〜聞いてない」
加藤「律遅い」
今日はサポートに加藤先生を付けたけど、やっぱりご不満らしい
律「加藤先生マジでいらない」
加藤「俺何もしないよ?律泣いてるところ見に来ただけだもん」
うまがいいのか悪いのか小競り合いをしながらもなんやかんやで治療の体勢にさせられてる
ずっと2人で小競り合いしてくれてるから楽でいいな
佐々木「治療始めてもいいかなー?」
律「加藤先生追い出してからね」
加藤「すぐそうやって佐々木先生と2人きりになりたがるんだからー」
はいはい、2人とも落ち着いて
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・
・
佐々木「今日はジェルどうする?」
律「普通。」
加藤先生いるから見栄張ってジェル多めって言わないんだな。かわいいんだから
いつも通り多めにしておきますか
カチャ
佐々木「深呼吸」
チクッ
律「はぁ。終わった」
クチュクチュ
律「無理無理無理。そこ無理」
クチュグチュ
律「ひゃっははは!辞めて!!くすぐったい!むりぃぃ!!笑」
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