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全部いや②
森田「ましろ来た?」
青木「いや、今日会ってないです」
森田「あーそう」
8:30か。いつもならとっくに採血して検査部に回してるところなんだけど……
pipipi pipi
青木「青木です」
早くデータ確認したいし、ましろの採血は俺が行くか。
青木「フリー室でましろが待ってるらしいので、対応して来ます。採血すれば良いんですよね?」
森田「あー来た?普通に定期の採血なんだけど、青木先生がいいみたいだからお願い出来る?」
青木「分かりました」
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【ましろサイド】
伊織先生に9時には青木先生が処置に入っちゃうと言われ、採血は嫌だけど青木先生とお話したい事もあるからフリー室に来てみた
あいにく青木先生はいなかったけど、優しい佐藤先生がわざわざ電話をかけてくれたから青木先生の到着を待った
フリー室の自動ドアが開く音が聞こえ、青木先生の足音が段々と近づいて来るのが分かった
なんかドキドキする……
控室の扉が開き青木先生が登場すると胸のドキドキが一層大きくなる
青木「おはよう」
ましろ「…おはよう…ございます…」
青木「森田先生が採血データを気にしているからサクッと終わらせるぞ」
ホントは僕が採血してくださいってお願いをしなきゃいけないんだけど、すでに青木先生に伝わってたから特にお願いしなくてもやってもらえちゃった
採血はやっぱり痛かったけど、1発で決めてくれるという抜群の安心感があるだけでも青木先生のところに来た甲斐があった
青木「採血終わったから部屋戻っていいぞ」
ましろ「……青木せんせ……」
採血の他に青木先生と話がしたかった事がある
ましろ「……今日の青木先生の治療…おやすみしてもいいですか……」
青木「理由は?」
ましろ「……………」
青木「森田先生に相談はしたのか?」
ましろ「……してないです……」
青木「突き放すような事言うけど、俺はましろの主治医じゃない。治療をしない選択がどのくらいリスクがあるのか、しっかり主治医と話してから決めろ」
ましろ「………グスン…」
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グスン…グスン…
フリー室から飛び出して来ちゃった……
グスングスン……
森田「ましろー。こっち」
スタッフステーションの前で僕を待ち構えていたであろう森田先生。
森田先生の指さす方向はスタッフステーション内の面談室だった。
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森田「座って」
目の前には森田先生……口調的にちょっと怒ってるのが分かる。。。
森田「今日の治療休みたいって青木先生に言ったんだって?」
やっぱりその事だよね……。伝わるの早いな
ガチャ
面談室の扉が開き、佐々木先生が入って来た
ましろ「………」
森田「ましろ甘い!治療進まない」
ましろ「…グスン……」
佐々木「青木先生の処置だと安心するんじゃなかった?」
安心はする……安心はするんだけど……
やっぱり痛いものは痛い。
治療回数が進むにつれて青木先生の処置もハードになってきてる
特に処置準備がてらのディルドに5分間またがらなきゃいけないのが結構辛い。。。
まだ細いやつでやってるけど、サイズアップを匂わされてる。。。
青木先生の処置のおかげで入るようになった器具もあるし、触診も前より激痛じゃなくなったんだけど……
うん……
ちょっと休みたい。。。
ましろ「……治療のことを考えなくていい日が欲しいです…」
森田「それがなんで今日なの?」
ましろ「……………」
森田「今日である必要はないよね?」
ましろ「…………」
森田「今週治療頑張った事が水の泡になるよ?ただただ痛かっただけで終わるの?治療一つ一つに意味があるんだよ?ここで辞めないで欲しい」
ましろ「…………」
佐々木「……うん……。昨日の治療痛かったよね?痛かった分きっといい結果に繋がってるよ。昨日たくさん刺激したから今日は弱い刺激でも勃つかチェックしたいんだけど、それだけは付き合ってくれる?」
ましろ「………………はぃ……。」
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