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133.支配される夜2※

【R18】刺激強めの表現を含みます。 ―― ようやく全て入った感覚に、はぁはぁと冷や汗をかきながら息をしていると、すぐにナカで片桐君のモノが動き出す。 「あっぁっ」 躊躇なく腰を振ってくる片桐君に、俺はビクビクと体を震わせながら開いたままの口から声を漏らす。 片桐君が後ろから、耳傍に顔を近づけてくる。 「気持ち良さそうですね、星七さん」 「はぁ、はぁ…、き…もちいいわけない……冗談やめて、……抜いて…… …痛いよ…」 「そうですか?でも、硬いですよここ」 「…ぁっっ」 片桐君にぐっとアソコを握られる。 「起きて」 しばらくして、ズル、と片桐君のモノがナカから抜ける。 彼に横たわる体を起こされ、「脱いで」と言われる。 言われるまま、まだ付けていたネクタイを外し、シャツのボタンを震える手で上から下へ向かってぽつぽつと取っていく。 シャツを剥ぐと、ベッドの上に全裸で座る俺を見ながら、片桐君が言う。 「跨って」 上着を羽織ったままの、スーツ姿の片桐君のズボンから、大きくそびえ立ったモノが出ている。 「今日は前みたいに優しくないですよ」 有無を言わせない鋭い眼光に、俺は逃げ出すこともできずに、恐る恐る片桐君の体の上に足を開いて跨る。 ヒリヒリと痛むお尻のナカに、片桐君の硬く熱いモノを再び入れていく。 「……ぅ……っく……」 何とか全て咥え込み、ぺたんと力尽きたように片桐君の足の上に尻もちをつくと、目の前から再び鋭い目が向けられる。 「何してるんですか」 え…… 「休まず動いて、俺を気持ちよくしてください」 それに戸惑っていると、アソコをぐっと力任せに握られ、体が跳ねた。 「…ぁっっ!」 「早く」 俺は彼の指示通り、落としていた体を上にあげる。そしてまた下へと腰を落として、片桐君を気持ち良くするため、懸命に体を動かす。 すると、片桐君に「もっと激しく」と指示され、またぐっとアソコを掴まれた。 俺は必死で動きを速め、激しく体を上下に動かす。 「…っん!はぁっ」 うっ……痛い…。ナカが……熱い。 「もっと腰落として、奥まで入れて」 「落として…るっ…やってるよ…っ」 言いながら、先程より腰を深く落としながら動く。 奥に何度も強く片桐君の硬いモノがゴツゴツと容赦なく当たってきて、意識が飛び飛びになる。 「は…っぁ…ぅ」 既に、目の前に星のようなものが浮かんで見える気がする。 ぐりっと片桐君の先端が奥に何度目かで当たったとき、ついに失神しかける。 瞬間、体をベッドに押し倒された。朦朧とした意識の中で、ナカで片桐君のモノが動いていることに気づく。 「何気失いそうになってるんですか」 そばで端正な片桐君の顔が映る。 「俺まだイってないんですけど」 片桐君に両足を上げられながら腰をパンパンと打ち付けられ、俺はぼうっとしながら息を乱す。 やがて、ナカにどくどくと熱いものが注がれる感覚を感じ、共鳴するように体がビクビクと震えた。 ずるりと彼のモノが抜かれ、俺はぐったりとベッドに横たわる。 終わった……そう安堵したのも束の間、すぐにまた腰を持たれる感覚に気づき、僅かに目を見開く。 「ぁ……片桐君…――あっ!」 奥まで一気に貫かれ、体が痙攣する。 自分のアソコからなぜか白い液が放たれ、俺は起きていることを理解できないまま、口元をがくがくと震わせる。 「…ぁ…か……かたぎり、くん…っあぁ…」 何も……考えられなくなる……。 行為は朝方まで続いた。

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