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5.※攻め自慰

「それにしても僕の部屋にあの大好きな匂いがする初田君がいるなんて夢みたいだ簡単に手に入らないかなと思っていたから本当に嬉しいやってみるもんだね僕のベッドに初田君が寝転んでいるの可愛い⋯⋯」 早口で何やらぶつぶつと言っていた男は興奮で冷めやらないと言った、息を荒くさせ、だらしなく口を開けていた。 その表情を見た時、恐怖を滲ませた。 こんなの犯罪だ。同意もなく勝手に連れてきて身動き出来ない状態にさせるなんて。 そもそもただ匂いが嗅ぎたいだけという理由も意味が分からない。 赤の他人の匂いを嗅いで何が楽しいというのか。 「じゃあ早速、初田君の匂いを嗅がせてもらうよ⋯⋯ 「ひゃめろぉー!!」 できる限り叫び声を上げ、あらん限り首を横に激しく振って抵抗してみせた。 が、抵抗も虚しく、男は晒されていた縮こまったそれに顔を近づけた。 「あぁ⋯⋯一日ズボンの中にいたから、ココが一番匂いがする⋯⋯たまらないなぁ⋯⋯」 深く息を吸い、熱っぽい息を吐いた。 まるで幸福に満ちた顔をしている。 そんな一番汚い箇所を平気で嗅ぐ神経に自分の常識を逸した行動を目の当たりにし、身体を震え上がらせた。 「はぁ⋯⋯嗅いでいたら、興奮してきたよ⋯⋯。あぁ⋯⋯初田君⋯⋯、初田、君⋯⋯っ」 ゴソゴソと何をしているかと思えば、男はチャックを下ろし、自身のを慰めていたようだった。 気持ち悪い。 恐怖で縮こまっているそれを興奮の材料にさせるなんて、頭おかしい。 舌っ足らずのような口であらん限りの罵声を上げ、無意味に身動きしていた最中、男が小さく呻く。 とうとう射精までした。 さらに罵った。が、ちらりと見た男が興奮で冷められない顔で、あろうことか初田のそれを舐め始めた。

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