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6.※攻めフェラ

思いもしなかったことに身体が硬直した。 何? 何をしているんだ。嗅ぐだけでは飽き足らず、舌で舐めるなんて。 意味が分からない。自分の方がおかしいのか。こんなこと、当たり前なことなのか。 そんなわけがないだろう。汗臭いところを舐めるなんて気持ち悪い。無理だ、吐きそうだ──。 「う⋯⋯ぅ⋯⋯うっん⋯⋯っ」 胃の中から何かが込み上げている時、声を漏らす。 それは敏感な箇所に触れられて気持ちいいと感じている時に漏らす声のようだった。 おかしい。気持ちいいはずがないのに。 同意も無く、こんなことをされて善がるはずがない。 嫌だと思っているのに、へそ辺りがむずむずする。 「はは⋯⋯初田君、僕に舐められて、ぴくぴくしているね⋯⋯? さっきから震えていたのは、僕にこうされたかったからなのかな⋯⋯そうだったら、嬉しいよ」 「んなわへ⋯⋯あっ」 構わずに舐められ、高い声を上げてしまった。 「んっ⋯⋯嗅ぐのもいいけど、舐めるのもいいね⋯⋯初田君の可愛い反応が見られる⋯⋯またイキそう⋯⋯」 「⋯⋯ひゃべるな⋯⋯っ、あ、は⋯⋯っ」 出したくないのに、喘ぎ声を上げてしまう。 口に嵌められている枷をどうにか外せないかと、舌で金属を押し上げてみたり、口を動かしてみたりとしたが、びくともしない上にただ痛みを伴うだけで意味が無かった。 しかもその苦戦を嘲笑うかのように、男は裏筋沿うように舐めたり、玉を舌先で弄んだりし、その度に善がり声を漏らし、男を悦ばせてしまっていた。 屈辱を味わされているようだった。

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