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第125話 R18

「もういいよ。これ以上されると、ね」  こめかみに汗を滲ませながら唯斗が呟く。しかし、唯斗のものから手を離したくなくて懸命に上下に動かしていると、うっと唸るような声に変わっていく。その隙にと唯斗のものに再び口をつける。熱い肉の塊を味わっていると、びくんと唯斗のものが脈打った。 「ふむっ……」  唯斗に後頭部を緩く掴まれて上下に揺さぶられる。上目遣いで唯斗の顔を覗き見ると、目がぎらぎらと光っていた。薄茶色の瞳が揺れている。 「ごめんっ、出すよ」  口内に唯斗の白濁が吐き出される。どろりとした液体を喉の奥に流し込んだ。ちゅうちゅうと吸い付いているとくすぐったいのか腰を揺らし始める。 「もう終わりだよ」  亀頭に残った残液を吸い終えると、そっと髪を撫でられた。ぷは、と唯斗のものから口を離す。 「じゃあそのまま上に乗ってみて」  唯斗に服を剥ぎ取られ裸になって秀治は膝をついた。服を脱いだ唯斗の腹の上に跨る。すべすべとした肌を手で感じていると、その手を握られてしまった。きゅっと指先に熱がこもる。繋いだ先からお互いの熱が溶け合うように感じて秀治は小さく震えた。  ローションを使って自身の蕾の入り口を撫でるように開いていく。すっぽりと人差し指が収まった。二本、三本と指を増やし中を広げていく。これ以上入らない部分まで指を入れるとそっと引き抜いた。丸みを帯びた双尻に唯斗のものがあたっている。 「ん……ぁ……」  ずっぷりと深く咥え込む。くびれた部分が引っかかってうまく入らない。ぐいぐいと腰を押し込んでいると、熱い視線が秀治を火照らせる。見られてしまっている。恥ずかしいところを全て、余すことなく。 「よく頑張ったね」  唯斗の腰の上に座り込み咥え込んだものを離すまいとしてぎっちり締め上げているそこを軽く突かれる。かくん、と脚の力が抜けていってしまう。自分の体重の重みでさらに深く突き上げられ、秀治は声を上げた。 「動いてくれる?」

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