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第126話 R18

 ごりごりとお腹の奥を擦られて悲鳴を上げながら体を上下に揺らした。視界の隅で唯斗が秀治の胸に触れているのが見える。つんと上を向いている胸の突起をやわやわと揉み込まれ、上半身から下半身へと快感の波がやってきて後ろを締めてしまう。微かな吐息を立てて唯斗が苦笑する。上半身を起こすと秀治の背中に腕を回した。ああ、交代なんだ。少し物足りないような思いで精一杯腰を上下に緩やかに動かす。 「疲れたでしょ。足、伸ばしてごらん」  言われた通りに脚を伸ばすと、そのまま上下に体を揺さぶられる。脳天を直撃するような甘い衝撃が全身に広がっていく。 「…はっ……うぁ……っひ」  口から溢れる涎が止まらない。それに蓋をするように柔らかいキスをされる。触れた唇から止めどなく想いが溢れてくる。好きです、好きですと伝えるように口づけに応えた。唯斗は目を細めてそんな秀治を見やる。 「ほんとはもっと優しくしたかったんだけど、ごめん」 「ふゃ……んんっ……!」  先程とは打って変わって早急なペースで腰を打ち付けられる。ぱんぱんと乾いた音を立てて肌が合わさる音が部屋に響いた。唯斗の背中に回していた腕を首にかけ、振り下ろされないようにぎゅっと掴む。 「あっ……激しっ……壊れちゃ……」 「大丈夫。シュウくんのここ優秀だから」  決死の嘆願もするりとかわされ、ただ唯斗の腕の中で揺さぶられる。ひどく気持ちがいい。限界が迫ってきているのか、一段と早くなる。ひゅっと息を吸い込んで快感に備える。秀治のものは今にも弾けそうに屹立している。唯斗の腹で擦られると、声があふれて止まらない。

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