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第150話 R18
「ほら、シュウくん来たよ」
義則がはっはっと短い息を吐き出しながらクインの耳元で囁く。
「シュウ。手つなご」
汗で髪が濡れているクインを見て、そんなに激しく抱き合ったのかと思っていると唯斗に深く穿たれた。がくん、と腰が上がる。
「友達もいいけど、俺に集中してよ」
子犬のような目で見つめられるとうんと頷いてしまう。クインが横を向いて義則を受け入れる。自由になった両腕で秀治の胸を弄り出した。
「シュウのここ、えっちだなぁ」
勝手がわかっているのか、クインはこりこりと胸の突起をつねってくる。拓馬とは違う優しさを帯びた指で触れられるとぴくりと体が反応して中にいる唯斗を締め付けてしまう。うっと、息を漏らした唯斗は「悪い子だね」と言って秀治のものを扱き出す。
「ぁっ……だめ……も、出ないから…っ…」
既に枯渇して小さく萎んでいるそこをぐりぐりと握り込まれる。先端をくりくりと親指の腹で撫でられてくすぐったい。瞼の裏に閃光が走る。ふと、今まで覚えることのなかった感覚がじわじわと秀治を襲った。なんか、漏れそう……。もじもじと手を動かしているとクインにそっと耳打ちされた。
「漏らしちゃっても大丈夫だよシュウ」
それを聞いてぴくりと唯斗が反応した。さらに腰を穿つ動きを早めて唯斗を追い詰める。その顔はにんまりとしている。これから何が起きるのかわかっているらしい。一人だけ理解できない秀治は頭を振って我慢する。汚いのは嫌だ……。
「シュウくん。尿じゃなくて潮だから、いっぱい出していいんだよ」
嬉しそうに唯斗が笑う。ぐらぐらする視界の中で唯斗の顔だけがはっきりと見える。汚く、ないんだ……唯斗さん喜んでくれるのかな。
「ひっ…!……ほんとに、……漏れるからっ……嫌いに、ならないで」
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