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第193話 R18

 なんだ。やっぱりするんじゃんと思ってにんまりと笑っていると、降谷が下から鋭い視線で見上げてきた。その目にドキッとして硬直していると、おもむろに降谷の手が秀治のスキニーに触れてくる。 「っひ」 「今日は特別だ」  やわやわと股間を鷲掴みで揉み込まれ腰が揺れる。降谷の腕の中でされるがままにされると、体が溶けてしまいそうなほど熱くなる。大きくなり始めたそこをスキニーを下されて下着一枚で見られ恥ずかしくて耳を赤くする。膝立ちだったのがぺたんと腰を落として降谷の膝の上に乗っかると、気分が良さそうに降谷が秀治の着ていたシャツをもう一度脱がし始めた。これじゃあ意味がないじゃんかと思って、でも触れてもらえるのが嬉しくて自分から服を脱ぐ。下着一枚になって明るい照明の下にいると、自分の体が卑猥に見えてきて鳥肌が立った。 「さっきここがよさそうだったな。ずいぶんと開発されたらしい」  ねっとりとした舌で胸の突起に吸いつかれ、体がびくんと跳ねる。下半身に一気に熱が集まり、ボクサーパンツの中のものが真上を向いてしまう。胸で感じることは今まで幾度かあったが、降谷の愛撫はその比ではない。歯でかりかりと弄ってきたかと思えば、舌で舐め回される。予想のつかない刺激に体が喜んでいるのがわかる。秀治は無意識に降谷に胸を押し付けるようにしていた。それを知ってから知らずが、降谷はボクサーパンツを押し上げるものを弄っていない方の手で秀治の背中を支えてくれる。だから秀治は後ろに落ちる心配もなく胸を押し付けることができた。

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