194 / 215
第194話 R18 (side 降谷)
「んっ……ふ、……ぁ……っ」
とろんとした表情で真上を向く秀治の首筋に吸い付いてやれば、簡単に嬌声を上げる。痛々しいほどに秀治のものは張り詰めてしまっていて少し可哀想になるがまだ触ってやらない。降谷は秀治の胸を重点的に攻めていく。背中に回した手でしっかりと体を支え、唾液で濡れた先端を片方は指で、もう片方は舌で弄っていく。両方からの刺激で秀治は今にも果ててしまいそうになっている。その証拠にゆらゆらと腰を前後に振り始めている。そんなに胸の刺激がいいのかと面白がりながら降谷は秀治の突起に吸い付く。秀治の体からは甘い匂いがした。柔軟剤とは違う、秀治の体からは放たれるフェロモンのようだと降谷は思った。甘く短い吐息を漏らす秀治が愛おしくてたまらない。もっと俺に溺れろと降谷は愛撫をする手を止めない。
「ふ、降谷ぁ……っ」
我慢ができない子供のような声で秀治が声を出す。一度胸から口を離して話を聞いてやることにした。
「どうした」
「そこばっかじゃなくて……こ、こっちも触って……」
降谷の手を掴み自身のものに下着越しに触れさせてくる秀治を見て、降谷のS心が頭をもたげてくる。ふっと笑ってその手を動かしてやれば、秀治は途端にふにゃふにゃにとろけてしまう。この顔を見るのが降谷の楽しみだった。全身で感じてくれる秀治の健気さが降谷を掻き立てる。
普段の口ぶりとは違う甘えた様子の秀治が垣間見れるのもこのときの特権だった。降谷は秀治のものに刺激を与えながら、その顔を目に焼き付ける。
ともだちにシェアしよう!

