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第四章 第49話 ※R18
「何寝転がってんだ。自分で動け」
「!?」
「ディルド支えてやっから。お前は自分で動け」
「なっ……なんで」
「その方が気持ちよくなれるって。なげーの、奥まで届くだろ」
俺の脇に腕を入れてM字開脚の前屈みに座らせ、ディルドを縦に木野崎が支える。
「ホラ動け」
「あっ……奥っ……これキツ……きのさきっ」
ぬるぬると上下に運動する。
ぶるんぶるんと俺のチンコも上下に揺れる。
座ると体重がかかって長いディルドが奥の奥まで俺を犯してくる。
「っは、見た目、すげえことになってんぞ……チンコも扱いていいよ」
「あっ、あっ……あっ」
言われたとおりに動きながらチンコを扱く。
木野崎が片手を出してきて俺のチンコの先っぽをぐりぐりと弄った。
「あっ……も、触んなっ、イく、イくっ」
ピュルッと弧を描いて俺は射精した。
「はーっ、はーっ……」
ディルドを抜いて息荒く深呼吸を繰り返す俺に木野崎が告げる。
「んじゃ、そろそろ挿れんぞ」
「ちょっと待てや……」
「俺もう勃ってんの。お前も欲しいだろ。おもちゃよりチンコの方が好きだもんな?」
「ん……すき」
木野崎がズボンの前を寛げ、ボロンと勃起したモノを俺の目の前に出した。
「ゴム付けて」
「っくそ……」
今日は何でも俺にさせたい日らしい。
そびえ立つ木野崎のチンコにゴムを付けてやる。
「全部ちゃんとできたな。エライ」
そう言ってローションをダバダバにかけた木野崎が俺のナカに挿ってきた。
「あああっ……」
ずぷずぷと尻に木野崎のモノが沈んでいくのがわかる。
硬くて、あったかい。腹の中が重くなる。
「ナカ、ゆるゆる」
木野崎が笑う。
ディルド使ったんだから、当たり前だ。
ゆるゆるといっても、ケツだから、女の穴よりは狭いだろう。
俺以外とヤッたことが無い木野崎にはわからんだろうが。
「うっせ、動けよ。……ゆるくても、イケる?」
「何、心配なの?ナカあったかくて柔らかくて気持ち―。全然イケる」
一応、尻をぎゅっと締めてやる。
「っ……そういうこと、すんなっ」
息を詰めた木野崎が、パンッと腰を打ち付けてきた。
「あっ!あっ、はぁっ、あっ……」
ヌルヌルのナカを木野崎が行ったり来たりする。
イイところを抉られて、奥まで突かれて、何回も突かれて、俺もナカで感じてまたイきたくなる。
ぐっ……と腰を奥まで押し込んで、木野崎がナカでイくのを感じる。
俺も前を触らずに、そのままイッた。
「な。今日俺の目の前でオナニーしてるみたいで超可愛かった」
ニコニコと笑う木野崎に、俺は恥ずかしくなって「もうしねぇ」と呟きながら木野崎を押し倒す。
「俺はお前みたいに最低じゃないから、慣らすのもしてあげる」
木野崎のズボンをスポンと抜き取り、指にゴムを嵌める。
ローションを大量に使い、ヌルヌルになったそこに指を埋め込んでいく。
「っ……」
木野崎が声を我慢して手の甲で口を覆う。
指を増やし、3本目。指をぐるりと回しながらピストンする。ぐっぐっと奥まで広げてやると、「もう、挿れろ……」と俺の腰に足を巻き付けてきた。
自分のモノにクルクルとゴムを装着する。
慣らしたとはいえ、指とチンコじゃ長さが違う。
狭い奥も硬くなったチンコで貫いた。
木野崎のケツにぴったりと腰がくっつく。
「あっ……~~~っ」
足を震わせて木野崎が達する。
「ナカ、俺の形になってる」
ぎゅうぎゅうに締め付けるナカを感じながら引き抜き、また打ち付けた。
そのまま引き抜き、今度は入り口の浅いところばかりを責めてやる。フチがめくれては、また戻る。
「ああもっ……浅……」
木野崎が俺の腰を足で捕まえたまま身を捩る。
木野崎が浅いのに慣れたふいをついて、また奥まで挿入した。
「っっっ!!」
木野崎の足がぎゅっと強張る。
急に奥まで挿れられて、また達したようだった。
「光輝……エロ……」
俺はゆるゆると挿入を繰り返しながら木野崎の乳首を弄る。
「あっ……乳……首はやめろっ」
「なんで?気持ちーんでしょ?」
「ああ……あっ……」
弄る手を止めて口でじゅっと吸い付いてやると、びくんと大きく木野崎の身体が揺れた。
「うっ……くっ……」
「声出せ」
「ざっけんな……んっ」
舌先で先を転がし、また吸う。
その口で木野崎に口付けを落としながら、腰を振ってスパートをかけた。
「あっ……んっ、ん、イッ、く」
「っは、あっ、一緒にイこ」
両手を恋人繋ぎにして握る。
ギュウウとナカが強く締まる。
木野崎がチンコからトロトロと精液をこぼし、俺も木野崎の中で果てた。
ベッドの上で上半身を合わせながら、時々話しながら舌を入れてキスをする。
「はっ……結婚、すんぞ……絶対……」
「ん……一緒に、いる……」
ちゅっと音を立てて口を離す。
この先どうなるかは、わからない。
俺はまだまだ無名タレントだし、木野崎は進路を考えるにはまだ早い。
それでも一緒に居られるなら、何でも良いと思った。
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