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第26話 ※
「俺も、もう我慢出来ないかも」
そういった聡介の硬くなってズボンを押し上げるそこを見て、どく、と腹の奥が疼く。
「あ……」
「うつ伏せになって、柊」
「へ、あ」
くるん、とうつ伏せにさせられて、お尻を聡介に向ける形になる。
ズボンとパンツを完全に脱がされて、床に落ちる。
こんな格好、恥ずかし筈なのに、ソコは熱を帯びたままで。
「恥ずかしいの、好きなのか?」
後ろから耳元で囁かれて、背中からお腹までゾクゾクした感覚が駆け巡る。
「ひっ、あンっ」
「すげ、感じやすいんだな」
おしりの穴を指の腹でぐ、と押されてびく、と身体が緊張する。
「本当はここに入れたいんだけど、まだ入らないと思うから……」
両足を閉じさせられて、ぬる、と太ももの間に太くて熱いものがねじ込まれる。
「あ、ああっ」
「はぁっ、これも意外と、悪くないな」
パン、パン、と音を立てて太ももにねじ込んだ聡介のソレが抜き差しされる。
「あっ、や、擦れてっ」
僕のモノと聡介のモノが擦れあって正直気持ちいい。
「セックスしてるみたいだな」
耳元で掠れた声とため息混じりにそう言われて、ぞくぞく、と快感が駆け上がるって頭がおかしくなりそうだ。
聡介の大きな手が僕と聡介の、モノを包み込んで擦りあげる。
「やぁっ、だめ、ああッ!」
「くっ、!」
訳が分からなくなるほどの快楽が脳天まで突き上げて、ぶる、と身体が震えて達する。
「はぁ、はっ」
僕のと聡介のものが混じって、大きな手をべっとりと汚す。零れたものが、ベッドのシーツを汚した。
ティッシュでそれを拭う聡介をなんだか申し訳無いことをしたような気になっていたたまれない気持ちで見る。
「楠木く、ん」
聡介に事後の処理をさせている事に恥ずかし過ぎて、顔を見られたくなくて両手を伸ばして聡介に抱きつく。
「かわいい、柊。もう離さないからな」
ぎゅ、と抱きしめ返されて、とても満たされた気分になった。
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