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二生目の正直 3
首筋を喰んで、鎖骨に口付けて、胸を優しく撫でて唇を這わせる。
汗で少し湿った肌、妄想よりもずっと柔らかくて暖かい肉体。
胸の突起に唇が触れると、びく、と彼の腰が跳ねるので思わずそれを口に含んだ。
「っ……ぁ……」
舌先で転がしたり吸ったりすると、突起は少しずつ固く尖っていく。
もう片方を指先で弄ると、彼の呼吸が弾んでいって。
イオンは突起から口を離して指先で弄りながら彼を見下ろした。
「…気持ちい…?レンシアさん…」
彼は唇に自分の指を押し付けながら、紅潮した顔で切なげな表情を浮かべていた。
恥ずかしそうに、こくこく、と頷く姿に目が離せなくなってしまう。
「うわ……かわいい……」
こんなの現実であり得て良いのだろうかと不安にさえ思ってしまう。
肌の上を撫で下ろすように彼の腰に触れ
もじもじと閉じそうになっている足の間に手を滑り込ませ服の上から太ももを撫でる。
そして、服の上からでも熱を持っていると分かるその場所に触れると思わず泣きそうになってしまう。
「…っ、ぁ…イオンさん……」
嫌がられるでもなく、甘い声で名前を呼ばれて、彼はもっと触れて欲しそうに身体を捩っている、
服を脱がしていっても、レンシアは恥ずかしそうにしているだけで逃げる様子もない。
受け入れて貰ってる、それどころか自分を感じてくれていると思うとイオンはなんだか胸がいっぱいになってしまっていた。
「……あ、だめだ俺……泣いちゃう……」
「え……?」
イオンは視界が滲んでいく中、それでも身体は勝手に動いていて彼の中心に触れていた。
自分以外で、初めて触ったその場所はすっかりと熱を持っていて
少し触っただけで先端が濡れ始めて。
そのいやらしさに興奮するやら、自分なんかに、と思うと嬉しいやら、約60年分の、ずっとそうしたかった、という気持ちやらがぐちゃぐちゃになっていって
イオンは泣き出しながら彼の中心に口付けて、そのまま口腔に迎え入れた。
「ぁ、え…、イオンさん…っ…!?」
レンシアは驚いたような声を出したけど、イオンは構わずに口の中の中心を喉の奥まで押し込んでいた。
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