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二生目の正直 6
そうやって呆然としていると、再び彼の手が中心に触れてきて
気が付くと身体が密着して先端に何かが触れた。
熱くて、柔らかいような、固いような。
「っ……」
「え?」
イオンはハッとなって彼を見上げる。
そのちょっと苦しそうな顔に慌てて彼の腰を持ち上げた。
「ちょちょちょ待って??挿れようとしている???」
「いや……ですか……?」
「ば、嫌とかじゃなくて!!早いって!」
レンシアは涙目のまま、はぁ、と息を溢している。
知識だけは無限に回収していたイオンは、積極的なのは良い事だが、まだ全然慣らしていないのではと思ってしまう。
でも自分が変に意気地無しだったからだろうかと反省する。
「ごめん…レンシアさん…ちょっと俺…拗らせすぎてて…
したくないとかそういうことじゃなくてね…?」
遂に自分で言ってしまいながらも、彼の腰にあった手を下ろしていき、蕾へと触れる。
中に指を侵入させると、想像よりもずっと柔らかくて熱くて。
だけどまだ少し固い気がして。
「…っ、俺…平気です……」
「いや…でも…、触りたいもん……」
それも幾度となく妄想しまくっていた事だった。
先程自分で触っていたのかもしれないその場所は、
すぐに二本目の指をすんなりと受け入れてくれて、開け広げるように動かすと彼の吐息は熱っぽくなっていく。
やっぱりさっきはちょっと苦しそうだったから、申し訳なさを感じながらも近くにあった彼の胸に口付ける。
「ぁ……、っ」
突起を喰みながら、彼の中を探っていると他の部分と違うような感触のする場所があって
少し力を込めて押すと、ぅう…、とレンシアは唸っている。
俺でも見つけられました!!!と謎に報告したくなりながらも
あんまり強くしすぎないように、そこをほぐすように撫で付けていく。
「…っ…あ、…う…」
結局イオンの頭にしがみつくようになってレンシアは震えている。
膝もガクガクしているし、少し辛い体勢だったかもと思い
彼を抱き上げるようにして再びベッドに横たえた。
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